アスターとはどんな花?特徴や花言葉、種類もかんたん紹介

アスター

夏の切り花や花壇プランターに大活躍するアスター。少し背の高く、カラフルな色合いのお花が多いので、とても重宝するお花のひとつです。

仏花のイメージが強いアスターですが、そのイメージを払拭するモダンなお花の種類も多く出てきました。

今回の記事では、アスターの中心的な種類から、新しくかわいく改良されているお花までを紹介していきます。

1.アスターとは、どんな花?

アスター

アスターは7月、8月、あるいわ9月のお彼岸には欠かせない花です。昔から墓参りの花といえばアスターを思い出します。

仏花として愛された理由として、アスターは猛暑の季節を耐えて、花持ち、水持ちが良く、あんなにせまく小さな花立ての中で元気な花を咲かすことができます。

そして、アスターはエゾギク属、キク科の中国が原産地の一年草の植物です。チャイナアスターとも言われています。

仏花のお花として扱うことが多いですが、近年の新しい品種は、花壇や、鉢植え、切り花としても楽しまれます。

春に種撒きをして、夏から秋にお花を楽しむだけでなく、発芽・生育適温を保てるのであれば秋に撒いて6月頃に楽しむ方法もあります。

北米の家庭菜園でよく見かけるのは、ニューイングランドアスターとニューヨークアスターですが、ガーデンセンターでは、ピンクやブルー、パープルの派手なハイブリッド品種を見かけることがあります。

アスターは多くのハチやチョウを引き付け、受粉媒介者に季節の終わりの重要な蜜を供給してくれます。

発芽適温:20℃前後

生育温度:5~25℃

春撒き:4月上旬から5月下旬が適期

秋撒き:9月上旬から10月が適期

種まき方法:春に撒く場合は、花壇に直接播種し、軽く覆土し、発芽し大きくなるまで水の管理をしっかりと行います。

秋撒きの場合は鉢などで育て、霜よけして越冬します。アスターの園芸品種は100種類以上あります。花径は3センチ〜15センチで花の色が豊富です。

アスターは、星形の魅力的な花を咲かせ、秋の庭を彩る植物の一種です。

アスターは育てやすく、涼しい季節に安定した花を咲かせる数少ない植物のひとつです。そのため、他の多年草に比べて、春から夏にかけての色彩を長く楽しむことができます。

また、これらの植物はローメンテナンスで、ほとんど手間をかけずに大量の花を咲かせます。花の色は、ソフトなブルーやパープルから、鮮やかな発光性のレッドまで、幅広いバリエーションがあります。

アスターの花の育て方

秋撒きの場合は、本葉が5枚程度になったら、植え付けを行います。中性の土を好むため、以前別の物を育てた花壇を使用する場合は石灰を混ぜてから、植え付けを行いましょう。

連作を好まない植物なので、同じ場所での栽培は控えましょう。どうしても同じ場所で育てる場合は、すっかり土を入れ替えるか、鉢植えに切り替えましょう。

アスターの花言葉は?

多様性、思い出、信じる恋、変化、追憶など

アスターの中心的主な種類

・アスターマツモトクレナイ・・・赤・紫・黄色の花色で菊のように咲きます。

・アスターユニカム・・・赤・ピンク・黄色の花色で、大輪で針菅弁をしています。

・アスターカーペット・・・紫・薄いピンク・白の花色で花の中心は黄色です。

・アスターピノキオ・・・赤・紫・クリーム色の花色で背丈が低く、広がるタイプです。

・アスターアリアケ・・・赤・紫・白の花色で、ポンポン咲きです。

・アスターシネラリアフラワード・・・赤・紫・白などの花色で花弁が長く、シネラリアに似ている。

・アスターレッドホワイトセンター・・・外側から、赤・白・中心が黄色のポンポン咲きの花です。

宿根草のアスターってあるの?

同じアスターの名前がついた宿根アスターというお花もあります。こちらの花は、シオン属、キク科の北米原産地の多年草です。

一般的なミカエルマスデージーと華やかな花を咲かせるクジャクアスターなど交配種が多くあります。花色は、ピンク・白・紫が代表色です。

こちらもキク科の植物なので、仏様用の切り花に用いられることも多くありますが、背丈の大きくならないタイプに改良されたものなどは寄せ植えなどで、楽しむかたもいらっしゃいます。

2.知ったおきたい!おすすめのアスター3選

沢山種類のある中で特におすすめの種類を厳選しました。

アスターネネシリーズ

ネネ混合種の赤・紫・白・ピンクの混合種、ネネブルーフロストの青さの入ったさわやかなパープル色です。

ネネローズフロストのピンクと白の入り混じったかわいい色合いのこの3種がこのシリーズの中でも特におすすめです。

ナナシリーズ

このシリーズは混合色の赤・白ピンクの種類がおすすめです。花の鮮やかさの中に、中心の黄色が映えます。

シリンガシリーズ

カラーは赤・白・紫が中心で、花が多く重なり合った大輪の花です。仏様用に切り花でも大変人気なシリーズです。

アスターの歴史

アスターは古くから世界中の庭で使われてきました。

アスターという名前は、古代ギリシャ語で「星」を意味し、花の形が星のように見えることに由来しています。この人気のある植物の起源や広がりについてはあまり知られていませんが、人気が出たのはいつ頃かということは分かっています。

18世紀頃、植物の収集や研究が盛んに行われるようになり、植物学者たちは新しい品種を求め、世界中を旅して回った。その中で、アスターはその種類の多さと花の美しさから、上位にランクインしていた。

北米からヨーロッパに持ち帰られたアスターは、ヴィクトリア朝時代のイギリスを中心に爆発的に流行した、よりワイルドでカジュアルなコテージガーデンのスタイルにぴったりでした。

この花は国中で栽培され、ある種の強迫観念となった。その後、交配が進み、現在のような色や大きさの多様性が生まれました。

アスターは紛らわしい属である。1990年代まで、アスターは600種以上の植物で構成されていました。1990年代までは600種以上あったものが、一部の植物の分類変更により180種程度に減少しています。

しかし、植物学上の命名規則に惑わされないでください。これらの植物は、厳密にはアスター属でなくても、一般にアスターと呼ばれています。また、栽培条件や手入れの仕方も品種によって異なりますが、どれも似たようなものです。

最後に

仏花のイメージが強いキク科の植物ですが、昔の日本は土葬での埋葬だったため、その匂いを緩和するために香りの強いキク科のお花を手向けたのがはじめだといわれています。

現代風に改良されているアスターは、花壇や寄せ植え、花束でも楽しめる素敵なお花絵へとイメージを変えようとしています。

どんな付き合い方をするのかは自分次第ですが、アスターの魅力をもっと知って、素敵なお付き合いをしていってほしいと思います。