お見舞いで渡したい花5選!タブーや相場、素敵な花言葉も紹介

お見舞い 花

お見舞いの気持ちを込めて、お花好きの方にお花を選ぶ方も多くいらっしゃると思います。

気持ちばかりあせってお見舞いに伺っても迷惑になる場合もありますので、注意事項から確認してみましょう。

お見舞いの花まとめ
  • 紫陽花やシクラメン、百合はお見舞いの花で渡すのはNG
  • 渡すべき花の相場は3,000〜10,000円程度
  • ガーベラやカーネーションはおすすめの花

1.お見舞いに花を贈りたい時の注意事項とは

お見舞いの花

入院の知らせ受けたら、まずはご家族に電話で見舞いを述べ、容態を確認しましょう。身内やごく親しい間柄の方を除いて、入院直後や手術直後のお見舞いを控えるのは常識です。

病状が安定しているのであれば、ご本人の意向を聞いてからお見舞いにのぞみましょう。

お花は心を和ませ、明るい気持ちにさせる一方病院や施設によっては規制されて飾れない場合もあるので、確認する必要もあります。

お見舞いの花のマナーやタブーとは

花を贈る場合の注意事項を確認し、お花を贈れることが確認できたら、フラワーギフト選びとなります。ご存知の方が多いとは思いますが、「鉢植え」は絶対に贈ってはいけません。

根がついている鉢植えは寝付くに通じてしまうので避けましょう。その他にも根がついたままの植え方のアレンジがありますが、避けて方が良いです。

その他に送ってはいけないお花の種類もありますので、確認していきましょう。

贈ってはいけないお見舞いの花

アジサイ

色があせるので好ましくないとされています。

シクラメン

「死苦」を連想させるので避けましょう。

ユリ

香りが強いものが多く、花粉が落ちやすいのでふさわしくないです。

りんどう・菊

お供えの花に用いられることもあるので、避けるべきです。

椿

花の落ち方が不吉と思われることがあるのでやめましょう。その他に、管理が面倒な種類の花は避けるべきです。

フラワーギフトの選択はどうすれば?

お手を煩わせないようお見舞いには、「アレンジメント・プリザーブドフラワー」がおすすめです。

病院へのお見舞いでなく、ご家族も対応可能なのであれば切り花でも良いかと思いますが、近年はこの2点のフラワーギフトが定番です。

基本、明るい色合いが向いています。黄色とオレンジのミックス、淡いピンクでかわいらしい雰囲気などは人気です。

その他にも相手側のお好みの色を選ぶのも良いかと思いますが、真っ赤や涼しい色にならないように心がけましょう。

もし迷った場合は、元気色の定番の黄色とオレンジのミックスを選びましょう。

2.おすすめ!花言葉が素敵なお見舞いの花5選

お花は季節を感じることができるので、できる限り季節にあったものを選ぶとお花好きの方は喜ばれると思います。

季節関係なく流通しているものもありますが、病院内でも四季を感じるものを差し上げるとより気持ちが込められると思います。

お見舞いにおすすめの花①「ガーベラ」

花言葉は「希望・神秘」前向きな言葉が入っているので良いです。流通する季節は春が最盛期です。
色のバリエーションも多いので、ガーベラをいくつか組み合わせるのも良いです。

お見舞いにおすすめの花②「ラナンキュラス」

花言葉は「晴れやかな魅力」春咲き球根の植物なので、花好きの人はより喜ぶかもしれません。冬の終わりから春にかけて多く出回ります。

花弁の重なりに華やかさがあり、病室を明るくしてくれます。

お見舞いにおすすめの花③「カーネーション」

花言葉は「純粋な愛情」、通年流通しており、カラーバリエーションも豊富なのでアレンジしやすい花です。

お見舞いにおすすめの花④「ミニひまわり」

花言葉は「あこがれ・敬慕」、夏のお花の代名詞ですが大輪は不向きです。小輪のミニひまわりであれば、お見舞いでも使用可能です。

種の心配もありますが、種が落ちる前に花がしおれますので、心配するほどではないと思います。

お見舞いにおすすめの花⑤「ダリア」

花言葉は「優雅」花言葉自体にお見舞いへの内容はありませんが、秋に贈る花としてはぴったりです。
濃い赤などは不向きですが、パステルイエローやオレンジなどであればお見舞いでも使用可能です。

3.お見舞いの花で渡す相場は?

金額の目安は3,000円~10,000円です。

上記でおすすめした、「アレンジメント・プリザーブドフラワー」は5000円~のものが多いです。

お祝いごとではないので、あまり大きく豪華なものは避けた方が無難です。お花選びや価格の相談がある方は必ず、お店の方に確認してみましょう。

病気見舞いのお返しも知ろう

自分がお見舞いをもらうこともあるかもしれません。全快後、必ず贈らないといけないわけではありませんが、知っておくと安心です。

金額の目安は、お見舞いの品の半額から3分の1です。お返しは、あとに残らない物が良いとされていますので、このときは花を贈らないように注意しましょう。

最後に

急なお見舞いであっても、できたらスマートに対応したいと思ってはいますが、突然のことですので戸惑うことが多いと思います。

お互いの関係だけでなく家族や身内、病院施設なども関わってきますので気を遣うことがありますが、丁寧にこなすことが一番です。

また、フラワーギフトにお見舞い状を添えるのも良い丁寧で良いとされています。