お供えの花ってどうすれば…知っておきたい知識を簡単紹介

お供え 花

お供えの花って何を選び、どうすれば…と悩んでいませんでしょうか。亡くなった方を偲んでお供えのお花を用意する場面は、四十九日、月命日、お盆、法事など色々とあります。

大切な人を亡くした家族の気持ちに寄り添えるよう、失礼のないようにお花を差し上げたいものです。今回の記事では、お供えの花についてまとめてみました。

1.【お盆編】お供えの花について知っておきたこと

お盆は先祖を供養する昔からの習慣で、この時期には亡くなった人の魂が戻ってくるとされています。線香や灯明、果物や盆菓子などと共に花を用意して先祖を迎えます。

お盆で使われるお供え花の基本的なしきたりは、他の場面でのお供え花にも共通する事項が多いので、少し詳しく見ていきたいと思います。

お盆にはどんな花がふさわしい?

お盆に使う花は、一般的に香りの強いもの、トゲのあるもの、毒のあるもの、ツル性のものはふさわしくないとされています。

ですので、トゲのあるバラ、毒のあるヒガンバナ、香りの強いユリなどは控えるのが無難です。また、黒い花や花ごと落ちるツバキなども避けた方が良いでしょう。

お盆でお供えする花の本数や形は?

お盆にお供えする花はお墓の左右に供えるため2束用意し、1束の花の数は3、5、7本のいずれかに揃えると良いでしょう。日本では奇数が良いとされている風習があるからです。

限られたスペースに飾るため、いずれの本数にするかは、花の大きさを考慮して決めます。

花束の形は、正面から見た時に菱形になるように整えます。これは神事に用いられる榊の形を模すからです。

お盆でお供えする花の色は?

初めて迎える初盆の場合は、白や淡い色で統一すると良いでしょう。2年目以降は色のある花も入れていきます。

白・黄色・紫の3色をメインにし、赤やピンクの明るい色を加えていくと見栄えも良くなります。

お盆に花を贈るときの注意点は?

自分で墓参りに足を運べない場合、故人の家族にお花を贈る場合もあるでしょう。その時は地域によりお盆の時期が違うので、贈り先のお盆の時期を確認します。

7月に行う地域と8月に行う地域があります。お盆に間に合うよう、かつ早すぎないような日に到着するように贈ります。

花は生ものなので、相手の在宅を確認し、すぐに受け取ってもらえるよう、届く日を指定します。この時、花にメッセージカードを添えると気持ちが一層伝わります。

すぐ飾れるよう、籠などにアレンジしたものも選択肢になります。

2.そもそも、お供えの花によく使われる花は何?

お供え花によく使われる花をいくつかご紹介します。「菊」は定番の仏花で、邪気を払うとされています。長持ちし、色や形、大きさもバリエーションに富んでいます。

「リンドウ」は清楚さと控えめな華やかさをもつ人気の花です。「あなたの悲しみに寄り添う」という花言葉もお供え花にはぴったりです。

「トルコキキョウ」は優美な花弁をもち、やや堅い印象の花が多いお供え花に柔らかさを添えてくれます。

「キンセンカ」ははっきりした赤やオレンジ、黄色の花を持ち、お供え花にボリュームを出す花として人気です。花言葉の「別れの悲しみ」「慈愛」があります。

その他、グラジオラスやカーネーション、スターチス、アイリスなどもお供え花の定番といえます。

3.お盆以外で使われるお供え花について

お盆の時期以外のお供え花を見ていきたいと思います。

初七日までの花

亡くなってから初七日を迎えるまでの枕花はたいていの場合、葬儀社が用意しますので、お通夜や葬儀に花を持って行くことはしません。

初七日が過ぎ、四十九日頃までのお供えの花は白を基調にし、紫やブルーといった寒色系の色を入れると良いでしょう。

1周忌以降の花

1周忌あたりからは、黄色やピンクなど暖色系の色も入れていきますが、バラは入れない方が良いとされています。

お彼岸の花

お彼岸のお供え花は菊が主流を考えられていますが、菊を入れなければならないという決まりはありません。

一般的には白い色の花の中にトルコキキョウやカーネーションなど、淡い色をもち清楚な印象の花を使うことが多いです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

紹介したお供えの花は、あくまでも一般的な話で、現代では既成の概念にとらわれず、鮮やかな色や強い香りをもつ花でも故人が好きだった花を入れ、亡くなった人を偲ぶこともあります。

しかし、故人との付き合いがそれほど深くなかった場合や、ビジネスライクな関係だった場合は、従来の風習や常識に従ってお供え花を用意するのが良いでしょう。

故人を偲んでいるという気持ちが伝わるような花選びを心がけましょう。