日本人の性格を知りたい!欠点や外国人との違いも紹介

「日本人の性格は?」と聞かれた時、それは人によって違う、世代によっても差があるし一概に言えるものではない、と思う方が多いでしょう。

確かに個人差や年代差はありますが、外国人から見ると「日本人らしい」特徴というものがあるようです。

今回の記事では、外国人目線の日本人の性格や特徴をご紹介します。

日本人の性格を知りたい!欠点や外国人との違いも紹介

日本人 性格

日本人の性格や特徴①「集団行動が得意」

外国人が日本人というと、まず「集団行動が得意」というイメージがあるようです。会社で言えば組織力があり、社会でいえば秩序だっているということです。

この性格のおかげで交通ルールや公共の場での行動のしかたなど、日本は世界に誇る秩序のある社会を作り上げてきました。そしてそれは安全な国という、他国ではなかなかなしえない利点に繋がっています。

ですが、その安全性のおかげで欠点として、日本人は「危機管理が甘い」というイメージにもつながってしまっているようです。

海外で置き引きやスリにあったりするのは、多少スキがあっても安全に過ごせる日本のつもりで行動してしまうからです。

一方、集団を重んじるがために個人の才能が伸びにくく、個人を活かしきれていないというイメージもまた真実かもしれません。

日本人の性格や特徴②「形式を重んじる」

「武士道」の流れによるものか、日本では形式を重んじます。お辞儀をしてのあいさつ、丁寧すぎるラッピングなどに外国人はそれを感じるようです。

ですが、目上の人や相手を立てるという「形式」を重んずるがために謙遜をする、自己主張が乏しくなってしまう、とも考えられています。

自己主張がないと、本音と建て前(形式)が違って「日本人は何を考えているのかわからない」と思われてしまうことにつながります。

日本人の性格や特徴③「感情表現が苦手」

日本人は豊かな感情表現やジェスチャーが苦手です。人前でおおげさに感情を表すのは恥ずかしいことと思われているからです。

言葉が通じればまだ言葉で気持ちを伝えることができますが、そうでない場合は「何を考えているのかわからない」ということになってしまいます。

中には「日本人は神秘的」ととらえる人もいるほどです。

日本人の性格や特徴④「時間に正確」

列車の正確な運行にみられるように、日本人は時間をしっかりと守ります。これは「約束を守る」ということにもつながり、外国の人に信頼してもらえる大きな要素です。

「うそも方便」または「その場をしのげれば良い」と考える国も少なくないので、日本人が海外で仕事をする時や旅行に行った時はとてもストレスに感じることがあります。

また、日本は権謀術数がものをいう外交が苦手、ということにもつながるようです。

日本人の性格や特徴⑤「きれい好き」

身ぎれいにするということは、日本人なら小さい頃からしつけられることです。見た目だけではなく、衛生的であるということも徹底されます。

このきれい好きな性格は社会全体にも行き渡り、きれいなトイレ、ごみのない道路など、日本人には当たり前でも外国人観光客が驚くような状況を創り出しています。

また、ホテルの部屋やスパなど、日本人はきれいに使う上に消耗品も無駄に使用しないので、海外の施設では上客と思われています。

日本人の性格や特徴⑥「貯蓄率が高い」

世界の他の国に比べて日本の貯蓄率は群を抜いています。日本人はやや悲観的なところがあり、失職や病気をした時や老後への不安が大きいのです。

台風や地震などの不測の災害に備える、という意識も影響しているかもしれません。

日本人の性格や特徴⑦「無宗教の人が多い」

宗教が国のあり方や個人の生活を大きく左右している国はたくさんあります。日本にはたくさんの寺社仏閣があります。

が、かといって仏教や神道が日本人の社会や生活に大きく影響している様子は見られません。

「信仰している宗教はない」と答えることは、「無法者」と捉えられることも多い外国では、信仰がないのに秩序立っている社会はとても不思議に感じられるようです。

最後に

以上、外国人から見た日本人の特徴について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

当たり前だと思っていることが他国から見ると決して当たり前でないということがわかりますね。

欠点と捉えられているところは改善し、美徳と捉えられているところは受け継ぎながら、世界に誇れる国を造っていきたいものです。

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