観葉植物を育ててみたいと考えていませんでしょうか。
観葉植物は、亜熱帯の花木が多く、日本の冬に屋外で育てることは難しいです。室内で育てることが前提ですので、大きさが重要になってきます。
また、買ったときは小さかったけど、置く場所に困ってしまうほど大きく育ってしまった悩みも多く聞きます。
今回の記事では、初心者におすすめの観葉植物や知識、知っておくべきことを記載しています。
1.これで安心!初心者が知っておくべき観葉植物の知識まとめ
初心者が知るべき観葉植物の知識①「草丈・樹高を確認しよう」
購入する植物が、最終的にどれぐらい大きくなるか「草丈」または「樹高」を確認する必要があります。
購入する苗に予めラベルなどで、説明書きされていることが多いので必ず見るようにしましょう。
書いていない場合は、必ず園芸店のスタッフさんに確認しましょう。
初心者が知るべき観葉植物の知識②「虫対策を知っておこう」
土での栽培、水耕栽培でも虫が出てくるリスクはあります。
土や有機物質を餌にコバエが沸くときがありますし、水耕栽培のとき水替えの頻度の低下などで汚れた水に虫が集まってくる場合もあります。
土での栽培の場合、予め土の表面に薬剤を散布しておくことをおすすめします。薬剤を使用したくない場合は、木酢液など使用できますが、薬剤に比べ効果は下がります。
また、水やりをしすぎたり、受け皿に水がたまったままですと、虫の発生が助長されるので、土の通気性を心がけて育てましょう。
水耕栽培の場合は特に夏場の水管理に気を付けましょう。カビなど生えた場合は、一回すべて洗い流すことが必要な時もあります。
初心者が知るべき観葉植物の知識③「必要な道具を用意しよう」
観葉植物の初心者であれば、最低限必要道具を揃えておくと、日々のメンテナンスが楽になります。
・剪定ばさみ
枯葉や不要に大きくなった部分を剪定する際に必要です。
・ジョウロ
注ぎ口が細いほうが、室内の植物には利用しやすいです。使用頻度が高くなるので、デザイン性だけでなく使用しやすいものを選びましょう。
・霧吹き
葉水が必要な時もあります。また、室内の誇りなどが葉に付着し取りにくい場合使用することもあります。
2.初めて育てるのには最適!初心者におすすめ観葉植物5選
初心者におすすめの観葉植物①「丈夫で育てやすい ヘデラ」
一般的に流通しているものは丈夫で育てやすく、耐寒性も強いものが多いです。乾燥にも強く、水やりの頻度が少なくてすみます。
つる性の植物で生育旺盛です。挿し木で増やすことも簡単にできます。ハンギングにして天井から吊るしたり、ツルを誘引したり好みの形にデザインすることもできます。
また、園芸品種は1000品種以上あり、多様な葉を楽しむことができます。
初心者におすすめの観葉植物②「不動の人気 パキラ」
パキラは、常に人気の高い観葉植物で、比較的乾燥に強い性質があります。パキラは萌芽力が強いので、接ぎ木以外のどの部分で切り戻しても、付近の節から芽が出てきます。
大きく育てすぎてしまっても、剪定しなおせるのは魅力の一つです。また、切り戻した部分は挿し木にできますので、増やすことも可能です。
初心者におすすめの観葉植物③「花を楽しみたいなら ブライダルヴェール」
ブライダルベールっていう白くて小さくて可愛らしい花があったんだけど
ズームしてもこんな感じになってしまった pic.twitter.com/l7ShyH2EuX— NEET-TIME (@NEET_TIME) 2018年11月17日
生育環境が良ければ一年中花を楽しむ事ができます。日当たりがよく風通しの良い場所を好みます。
根が張りやすいので、メンテナンスは必要ですが、刈り込んでもまたふんわりボリュームある姿に戻ってくれます。
清楚で優しい雰囲気を持つ白い花は、垂れ下がっていく姿を楽しむのがおすすめです。
初心者におすすめの観葉植物④「食べてから楽しもう パイナップルの葉」
購入したパイナップルに葉がついています。
これを植えて観葉植物で楽しむ事ができます。うまくいけば、再び実ができるかもしれません。
パイナップルの挿し木の方法
クラウンを切り取り、下葉5枚はがし挿しやすくする。赤玉土に腐葉土を2.3割、緩効性肥料を10gほど入れ混ぜたものに挿します。
春から秋は戸外でも大丈夫です。土が乾いたら水やりをします。冬は室内の日当たりの良い場所で乾かし気味に育てましょう。
順調にいけば、2年目で実が取れるかもしれません。
初心者におすすめの観葉植物⑤「香りも楽しめる コーヒーノキ」
周年方向を放つ花を楽しめ、生育条件がよければ実を結ぶこともあります。日光が大切で、水は控えめが基本です。
根が鉢いっぱいになったら植え替えましょう。
3.観葉植物をよりステップアップした楽しみ方を紹介
ハイドロカルチャー
水耕栽培によるグリーンインテリア。土を使わず水と肥料で植物を育てる方法です。
ヒヤシンスの球根水耕栽培もその一つで、観葉植物でも手軽に行うことができます。元気の良い若い苗の方が、根の活動が活発なので管理しやすいです。
テラリウム
ガラスの中にミニジャングルを作り、ミニチュアの小物を使用して楽しむ方法です。小さな世界にいくつか寄せ植えをして楽しめ、コンパクトにまとめることもできます。
おしゃれ度はかなり高いです。
最後に
室内で楽しめる観葉植物は、グリーンインテリアとして長年愛されてきました。
現在は、園芸店だけでなくインテリアショップ、雑貨店、100円均一にまでいろいろな場所で購入することができます。
楽しみ方も多様で、容器に遊びを取り入れることも可能です。ご自身のオリジナルの組み合わせで、いくつも幅が広がります。
ぜひ観葉植物で、オリジナルのグリーンインテリアを作ってみてください。