ぱっと明るい黄色い花は、気持ちを明るくしてくれます。主役のお花はもちろんのこと、小花から大輪まで、おすすめした黄色いはなは沢山あります。
今回の記事では、その中でも各季節に注目し、厳選したおすすめの黄色いお花を紹介します。
目次
【春】に楽しめる!おすすめの黄色い花を厳選紹介
春に楽しめる黄色い花①「白妙菊」
白妙菊は、ダスティーミラーとも呼ばれており、シルバー色のカラーリーフとしても人気が高く、大活躍します。
キク科の多年草で、春~夏の間に黄色い花を咲かせ、寒さにも強く植える地域を選びません。耐寒性の多年草で、育てやすく、病害虫の被害も少ないです。
大きくなりすぎた場合は、小さくしたい位置で剪定し、カットした部分は挿し木で増やすことも可能です。
主役にはなりにくいですが、合わせやすいことから、花壇苗に寄せ植えに大変人気です。花言葉は「穏やか・あなたを支えます」です。
春に楽しめる黄色い花②「ガザニア」
春・夏から咲きはじめ、晩秋まで楽しめる、一年草または多年草です。寒さに弱く、一年草が主流でしたが、冬に室内で管理できるのであれば、多年草として楽しめる品種もあります。
冬期の室内管理をする場合も、土の表面が乾いたら水をやる程度で大丈夫です。暖かい室内であれば、冬場でも花を咲かせてくれます。
日の出ている時間に開花し、小さなひまわりのような咲き方をします。花言葉は「あなたを誇りに思う・きらびやか」などです。
【夏】に楽しめる!おすすめの黄色い花を厳選紹介
夏に楽しめる黄色い花①「メカルドニア」
メカルドニア/ゴマノハグザ科多年草(一年草扱い)/花期:6~10月
黄色い小花が長い間途切れず咲き、ほふく性で下に垂れる性質があるのでグラウンドカバーや吊り鉢に。暑さに強く丈夫な植物で暖地でなら冬越し可。 pic.twitter.com/nVZYYPDU8V— 美しい草花の世界 (@flower_daisuki1) 2018年12月4日
小花でカーペット状に広がるタイプの非耐寒性の多年草です。クリームがかった色と、黄色の濃いタイプなどがあります。
春から夏繰り返し咲き、冬は室内で越冬すれば来年も楽しむ事ができます。手入れが簡単で、伸びすぎた部分をカットしても旺盛にまた咲かせてくれます。
寄せ植え、花壇にも活躍しますが、単体で植えるのも良いです。吊り下げタイプのハンギングなどにふんわり咲かせて、室内に吊るすと枝垂れる小花のかわいさを見ることができます。
花言葉は「知性・思い続ける」です。
夏に楽しめる黄色い花②「メランポジウム」
春終わり~晩秋と花期が長く、価格もお手頃、育てやすいと3拍子揃ったこのお花は花壇苗に大変人気です。一年草で、寒さには弱いですが、夏の暑さに強く元気に花を咲かせてくれます。
ポット苗として春ぐらいから出る所が多いですが、種で育てることも難しくありません。はじめは小さくても、だんだん大きくなるので、しっかりと株間を作って植えましょう。
花言葉は「元気・あなたはかわいい」などです。
【秋】に楽しめる!おすすめの黄色い花を厳選紹介
秋に楽しめる黄色い花①「黄花コスモス」
6月~10月頃まで咲く、花期の長い一年草のコスモスです。一般的なコスモスと違い、草丈が比較的低いタイプが多いので、花壇だけでなく寄せ植えにも使いやすいです。
種から育てることも簡単なので、広範囲に花を咲かせたいときには大活躍してくれます。花言葉は、「野性的な美しさ」です。
秋に楽しめる黄色い花②「ダリア」
春植えの球根ダリアは、晩秋まで咲きます。シンプルな一重のものから、八重の豪華な咲き方をするものもあります。
温暖な地域であれば植えっぱなしで越冬できますが、地中の凍る地域では植えっぱなしはできませんので注意しましょう。
適期に切り戻しを行えば、夏の終わりから晩秋まで花を楽しむ事ができます。切り花・寄せ植え・花壇植えにいろいろと楽しめます。花言葉は「優美・栄華」です。
【冬】に楽しめる!おすすめの黄色い花を厳選紹介
冬に楽しめる黄色い花①「プリムラ」
花の種類が大変多く、管理次第では多年草として育てることができます。比較的寒さに強く、花の少ない冬のガーデンで大活躍してくれます。香りも良いものもあるので、冬の室内で楽しむのもおすすめです。
しかし、夏の蒸れや暑さに弱いので、管理が必要となります。難しい場合は、一年草と割り切って管理しましょう。花言葉は、「可憐・永続する愛情」などです。
冬に楽しめる黄色い花②「カレンジュラ」
品種も多く、花の形や色もさまざまな多年草です。寒さに強いですが、東北の北側ですと外での越冬は難しいかもしれません。
初心者でも育てやすく、管理が比較的簡単で、12月頃から春先まで咲きます。ポットマリーゴールドと呼ばれ、薬用や着色料で使用できる品種もあります。
花言葉は「乙女の美しい姿・暗い悲しみ」などです。
まだまだある!黄色い花まとめ
カラ・リリー
カラ・リリーは、その優雅なベル・シェイプで、庭や切り花として大変人気があります。屋外でも観葉植物としてもよく育ちます。
水仙(スイセン)
水仙は、星形の背景にラッパのような構造をしています。この2つの部分は、しばしば対照的な色になる。友情のシンボルフラワー。
ヤロウ・アキレア
ヤロウは、シダのような葉を持つ丈夫な多年草です。花は白と黄色の2色で、小さな花がたくさん咲きます。
ジニア
ジニアは、細長い茎にデイジーのような鮮やかな花を咲かせます。高さは3フィート(約1.5メートル)まで伸び、毎年花を咲かせます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
花の中でも、黄色の花色をもったものは多くあり、比較的花期が長いものが多いです。長く楽しみたい季節ごとの花壇に植えれば、植え替えの頻度が少なく楽です。
寄せ植えや切り花、アレンジなどではどの季節でも黄色い花を取り入れて楽しむ事が可能です。どんなシーンでも取り入れやすい黄色い花、いくつか知っておくとが楽しみが倍以上になりますね。