7000以上の島からなるフィリピンでは、優雅なビーチリゾートからスペイン統治時代の名残を残す文化を楽しむなど、多彩な旅が可能です。
今回の記事では、フィリピン旅行の費用を見ていきます。ぜひ参考にしてください。
目次
1.各旅行会社が出しているフィリピン旅行の費用とは
日本からフィリピンへの旅行では、行先は首都マニラとリゾート地のセブ島の大きく2つに分かれます。
羽田発直行便で、3泊4日という条件でツアー料金を見ていきましょう。旅行期間は正月休暇明けからGWの前までの1月から4月です。
フィリピン旅行の費用「A社の場合」
マニラ行き
出発の日にちより多少の幅はありますが、1番リーズナブルなツアーは52,800円~57,800円です。
このツアーは航空券とホテル宿泊のみで、空港からの送迎も機内食以外の食事も付いていません。
反対に、高価格のものは150,800円~152,800円ですが、こちらは朝食は付いているものの、やはり観光も送迎も付いていません。
値段の差はホテルのグレードによるものです。
セブ島行き
A社のセブ島への4日間のツアー料金で安いものは49,800円~51,800円です。朝食は付いていますが、ホテルのグレードは2つ星です。
また、最終日の出発が朝早く、現地での滞在時間が短くなっています。
反対に高いものは208,800円~316,800円でこれは主にホテルのグレードによるもので、プライベートプール付きのヴィラに宿泊するプランです。
A社が出しているオプショナルツアー
A社のフィリピンへのツアーは航空券と宿泊のみの手配で、送迎や観光などその他の旅のパーツは追加料金でオプションを手配することになります。
日にちにより価格が多少変わってきますが、
マニラ
半日ツアー5,750円 1日ツアー11,500円
戦争遺跡のコレヒドール島1日観光
11,500円
セブ島では、ウミガメウォッチング
18,400円
パラセイリング&ジェットスキー
9,800円
などのオプショナルツアーがあります。
また、マニラもセブ島も空港からの送迎は1人3,000円~4,000円かかります。
フィリピン旅行の費用「B社の場合」
マニラ行き
安いツアーでは44,800円~56,800円というものがあり、航空券と宿泊の他、朝食と片道の送迎が付いています。
高いツアーは125,000円~311,000円で、これはホテルのグレードによる違いです。
セブ島行き
リーズナブルなものは39,800円~69,800円というものがありますが、食事なし、最終日は出発が早朝になっています。
価格が高いものは330,800円~360,800円というものがありますが、これはビジネスクラス利用、送迎付き、グレードの高いホテルに宿泊など、贅沢にセブ島を楽しみたい人向けのツアーです。
B社ではダイビング付き154,800円~327,800円や、女性向けにショッピングとスパが付いた159,800円~329,800円のツアーなども発売されています。
B社のオプショナルツアー
マニラ半日観光
8,700円
マニラ1日観光
14,900円
ジプニー工場&マニラ空軍博物館ツアー
13,000円
景勝地タガイタイへの日帰りツアー
17,000円
セブ島では市内半日観光
8,400円
ジンベイザメウォッチングツアー
22,700円
サンセットクルーズ
7,400円
スパ
6,400円
などがあります。
2.フィリピン旅行を個人手配のする場合にかかる費用
フィリピン個人旅行の費用①「航空券」
日本からフィリピンまでは約4時間のフライトで、羽田をはじめ、成田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港など日本各地から直行便が出ています。
成田空港からならマニラへのLCCが出ているので、羽田からよりかなり安く、片道15,000円以下という航空券も入手可能です。同様に関西空港からのLCC利用も経費が節約できます。
セブ島へはマニラ行きよりやや価格が上がり、LCC利用で片道20,000円弱からあります。
マニラやセブへの経由便は7時間以上、場合によっては20時間近くかかることもあるので、あまりお勧めできません。
航空券の価格は季節や日にちにより大きく変動します。なるべく早い時期に予約すること、キャンペーンなどの情報にも注意を払うと良いでしょう。
フィリピン個人旅行の費用②「宿泊」
マニラにはゲストハウスから豪華ホテルまで幅広い宿泊施設があります。
ですが、大体2,000円以下の施設はお湯の出が悪いなど、快適度で劣る場合が多くなります。事前に口コミなどをチェックすると良いでしょう。
セブ島は高級アイランドリゾートというイメージですが、安いゲストハウスなども少なくないので、リーズナブルな旅も可能です。
3.フィリピン旅行中にかかる費用の内訳
フィリピンでの食費
屋台やフードコートの利用なら1日1,000円以下で食費を抑えることもできます。
中級レストランなら2,000円ほどあれば美味しい食事ができます。
高級レストランなら5,000円前後の予算を見ておくと良いでしょう。
フィリピンでの交通費
マニラではタクシーの初乗りが100円ほど、ジプニーという乗り合いタクシーならどこまで行っても20円ほどです。
また、路線は少ないのですが電車も35円から70円くらいの乗車賃なので、交通費はさほどかからずに観光できるでしょう。
フィリピンの観光費用
マニラ市内の有料施設
サンチャゴ要塞 約150円
サン・アグスティン美術館 約200円
カーサ・マニラ博物館 約150円
フィリピン国立博物館 約300円
など日本での観光に比べればとても安価です。無料の施設も少なくありません。
フィリピンのお土産
スーパーなどでは、定番のドライフルーツは1袋150円から250円、スナックなどは10円くらいからあります。
市場に行けばさらに安く購入できます。
最後に
日本に比べ物価が安いフィリピンでは、大きく旅の費用を抑えることが可能です。
どこにお金を使おうか工夫をしながら、自分の思い描く旅を実現させてください。