ミャンマーの文化や習慣まとめ!特徴や日本との違いを紹介

ミャンマー

ミャンマーと言えば、あなたは何を思い浮かべますでしょうか。ミャンマーは、1988年までビルマと呼ばれていました。

ミャンマーは、現在、民主化と経済改革が進み、大きく変わりつつあります。今回はそんなミャンマーの文化について紹介します。

1.文化を知る前に!ミャンマーってそもそもどんな国?

ミャンマーという国

ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島の西部にあります。130以上の民族が集まった多民族国家です。敬虔な仏教徒の国です。

1960年代までは、アジアの経済の優等生でしたが、軍事政権の鎖国化と欧米各国からの経済制裁で最貧国になってしまいました。

仏教寺院や金色に輝くパゴダを見たことがない人、あるいはサクソン様式の教会やゴシック様式の城が好きな人は、ミャンマーに心を奪われます。ビルマ人の80%以上が仏教徒であり、この宗教の優位性は、国中に点在する数多くの宗教建築物にも反映されています。

古代都市バガンには、11世紀から13世紀にかけて建設された4,000以上の仏教寺院のうち、2,000以上の寺院とパゴダが残されています。

ミャンマーの工芸品や美術品

ミャンマーには、美術・工芸の長い伝統があり、比較的孤立しているため、多くの伝統的な技術が今日も使用されています。地元の職人たちは、グルーガンや電動工具を使わずに、すべて手作業で素晴らしい作品を作り上げています。

木や象牙、骨、貝の彫刻、石の彫刻、鍛冶、青銅鋳造、金銀細工、漆器、レンガ積み、石工、絵画、漆喰細工、旋盤加工など、伝統的にミャンマーの芸術と工芸は、高い技能に基づいて行われています。

僧侶が使う漆器の杯、華麗な石組み、パゴダや寺院で見られる真鍮の鐘の音など、いたるところでこの10の技術の痕跡を目にすることができます。

ミャンマーの葉巻

ミャンマーには葉巻やチェルーを吸う文化があり、それらを作っている工房を見学することができます。チェルートは葉巻よりもマイルドで、太くて長いものから、タバコに近いものまでさまざまです。

タバコのほか、天然の香料や樹皮などが入っています。地元の人たちは、このタバコをふかしながら、この地の文化的な生活の一部となっているのです。

伝統的には、女性が個人的なレシピでチェルートを巻いていました。砕いたタバコの葉、タマリンドの果肉、フィルターに使う乾燥したトウモロコシの皮、家で織っていた絹糸や綿糸の残りなど、さまざまな材料を集めて、仕切りのついたバスケットに入れておきます。

このタバコ籠は家庭生活において重要なもので、女性が求愛する男性にチェルートを巻けば、その男性は一発でOKという風習がありました。

ミャンマーのロングネック族

ビルマ南東部のカヤン族は、首が長く見えるように真鍮の首輪をつける習慣があるため、「ロングネック族」や「キリン女」というニックネームで呼ばれることがあります。

カヤ族は、西暦700年頃にミャンマーのこの地域に住み始めたモンゴル系の山岳民族で、最大のカヤ族をはじめ、10のサブグループに分かれています。これらの民族を総称してカレンニ族と呼びます。

ミャンマーでの休暇には、カヤ族への訪問が含まれていないことが多い。カヤー州自体は2014年まで部外者立ち入り禁止だったが、タイ国境やタイ国内に住むカヤー族を見に行く観光客はよくいます。

2.ミャンマーの食文化を知ろう

ミャンマーの食文化①「代表料理」

ミャンマーの料理の特徴は、インドと中国の影響が色濃く、味が濃く、脂っこいです。

主食は米ですが、ナマズなどのスープをかけたライスヌードルの「モヒンガー」や、小麦麺に魚醬で味付けしたココナッツミルクのスープをかけた「オンノカウスェー」などの麺類もよく食べます。

カレーに似た「ヒン」と呼ばれる煮込み料理には、牛肉の「アメーダーヒン」豚肉の「ウェターヒン」などがあります。

「モンピャータレッ」というビルマ風のお好み焼きは上新粉で焼きます。「モンリンマヤー」は、タコが入っていませんが形は日本のたこ焼きと同じです。

ミャンマーの食文化②「スイーツ」

アイスや焼きプリン、カラフルゼリー、フルーツ、タピオカなどが入ったピンク色のスイーツのファルーダは、最近、日本でも食べられるお店がちらほらできてきました。

ターグは、タピオカ、サツマイモ、ココナッツが入った美味しいスイーツです。トーバッティピョーイェーは、アボカドミルクです。

ミャンマーの食文化③「お酒」

椰子(ヤシ)から採れる樹液を発酵させて作る椰子酒が飲まれています。これは、「椰子生酒」と言われるもので、白濁しています。

一方、もち米を混ぜて発酵させて蒸留した「椰子蒸留酒」というものがあり、こちらのアルコール度数は40度ぐらいあるそうです。

3.ミャンマー文化を知るのに欠かせない習慣とは

ミャンマーの習慣①「ミャンマー人は敬虔な仏教徒」

ミャンマーは、仏教国として知られています。人口の90%が仏教徒、13%が僧侶と言われています。

特に、僧侶には敬意を表さなければなりません。パゴダの境内や仏教関係の建物に入る時は裸足になる必要があります。

ミャンマーの習慣②「スカートは男女共通の民族服」

ミャンマーでは、男性も「ロンジ-」と呼ばれる巻きスカートのようなものをはいています。

男性は、体の前で留めます。女性は、体の横で留めることになっています。

ミャンマーの習慣③「タナカは、田中ではない」

ミャンマーでは、女性が顔に白いものを塗っています。それが「タナカ」です。日本人の名前の「田中」ではありません。

ミカン科ゲッキツ属の木のエキスです。日焼け止めの効果があります。

ミャンマーの習慣④「ウェイターを呼ぶときは?」

ミャンマーで、ウェイターを呼ぶときは、手を挙げて合図するのではなく、キスをするときのように口をとがらせ、「チュッチュッ」という音を出して呼びます。

ミャンマーの習慣⑤「子どもの頭をなでてはいけない」

日本人なら、かわいい子供をみると、つい頭をなでてしまうかもしれませんが、ミャンマーではしてはいけません。

仏教では、人の頭は神聖な場所と考えられているからです。

最後に

もともと、ミャンマーは親日国で、両国の関係はとても良好です。

今や、ミャンマーは、さまざまな問題があるにせよ、民主化と経済開放に進んでいますから、ここ5年、10年のうちにビルマは大きく成長するでしょう。

昔ながらのミャンマーであってほしい反面、大きく様変わりしたミャンマーにもぜひ行ってみたいと思います。