お金の歴史を解説します。「〜過去・現在、そして未来へ~」

「今月もお金使いすぎて、給料日までもたない!」

「今日は、キャベツが1玉350円もした!高すぎて買えない!」

なんてお金の悩みが、世の中充満している一方で、「日本の国としての借金は、1000兆円!もうすぐ、破綻か?!」とか「F-35戦闘機1機の値段が160億円!」とか、話題になりますが、その金額は、途方もなくて、想像すらできません。

ここでは、そんなお金にまつわる歴史を少し勉強してみましょう。

1.お金の歴史は「物々交換」から始まった

海辺の集落では、貝や魚がたくさん獲れる!一方、山間の集落では木の実や植物が多く採れる!自分たちだけでは食べきれないし、違うものも食べてみたい!

そうして始まったと考えられるのが物々交換!自分の得意分野と誰かの得意分野を必要に応じて交換すれば、ウィンウィン!

物々交換の欠点を補うために、「物品交換」へ!

物々交換は、交換する人が自分の持っているものを欲しくない場合は、交換が成立しないという欠点がありました。

物々交換を発展させたのが、物品交換です。直接、欲しいものを交換するのではなく、「布・貝・塩など」とほしいものを交換する仕組みです。

現在のお金の役割を、布や貝などの物品が果たしていたと考えるとわかりやすいかも!?

中国では、貝を使った物品交換が広く行われるようになったので、お金に関する漢字に「貝」が多く使われています。例えば、財や貯など。

いよいよ、お金登場!貨幣制度の幕開け!

物品交換にも欠点がありました。布や貝は、物品交換をしなくても手に入れることができるし、偽造が可能でした。

そのため、どんな条件の下でも、同じ価値を持っている「お金」を使うようになりました。

世界最古の貨幣(金属貨幣)と言われているのは、BC670年ごろのアナトリア半島(今のトルコ)のエレクトロン貨です。

一方、世界最古の紙幣と言われているのは、中国宋時代(960~1127年)の交子(こうし)です。

しかし、最近では、物々交換→物品交換→貨幣制度と発展してきたのでなく、もっと広く交易を発展させるために導入されたとする「新貨幣論」を唱える経済学者も出てきましので、将来、お金の歴史も変わるかもしれません。

ミクロネシアのヤップ島の大きな石フェイ(「昔人間ギャートルズ」に出てきそう!)がその証拠だそうです。フェイは、交換に使われたのではなく、交換を記すものだったそうですよ。

2.日本でのお金の歴史も面白い!

日本での最古の流通貨幣は、708年に発行された和同開珎(わどうかいほう/わどうかいちん)です。

ただし、その頃の日本は、米や布を基準とした物品交換の時代でしたから、貨幣としては畿内とその周辺だけでしか流通しなかったようです。

その後、江戸時代になって、徳川家康が貨幣制度を統一します。一方で、各藩では、藩内だけで流通する藩札もありました。

明治時代に入って、1871年、新貨条例が制定され、初めて「円(圓)」が導入されました。中央銀行としての日本銀行も発足しました。

仮想通貨、キャッシュレス、そしてマネーレスに進むのか?

日本でも、仮想通貨、暗号通貨が徐々に知られるようになってきた2014年、ビットコインの日本の人気取引所のマウントゴックスで、ビットコインが消失し、破綻しました。「やっぱり、仮想通貨って怪しいよね?」と思わせる事件でした。

しかし、お金の未来を考えるときには、中央銀行が保証する貨幣に変わる仮想通貨、暗号通貨の存在は無視できないというところまで来ています。

また、2019年10月の消費税増税に伴うキャッシュレス決済への優遇措置で、日本でも一気にキャッシュレス決済が広がりました。

どこに出かけるにも、スマホ一つをポケットに入れていけばいいという身軽さは、もう後戻りできません。

さらには、キャッシュレスの次には、「マネーレス」が到来すると言う専門家もいます。さぁ、お金の未来はどうなるのでしょう。そもそも、お金という概念自体がなくなるかも?ですね。

まとめ

日本でのキャッシュレスの浸透を阻んできたのが、日本人の現金主義だと言われていましたが、今やコンビニでも、スーパーでも、スマホをかざすだけの支払いがどんどん浸透してきています。