外国人が驚く日本文化といえば?身近すぎて気づかない習慣なども

日本文化

かつて日本に来た外国人は、靴を脱いで家に上がることに驚きました。しかし、この情報の時代、そのことを知らない外国人はいません。

一方、日本人も、上手に箸を使う外国人を見ると、「上手ですね」と喜んだものでした。

今や世界中に、日本食レストランやチャイニーズレストランがあるので、皆さん、箸の使い方にも慣れたものです。

以前に比べると、よその国の文化についてよく知っていて、それほど驚いたり、感心したりすることが少なくなったように思います。

それでも、実際に日本に来て驚いたり、感心したり、喜んだりする文化の違い、カルチャーギャップがあります。代表的なものを集めてみました。

1.外国人が驚く代表的な日本文化といえば

驚きの日本文化といえば①「日本の治安の良さ」

食べ放題のレストランやホテルの朝食の時、自分のカバンを置いて席を確保した上で料理を取りに行ったり、トイレに行ったりする人が多いですが、外国ではホテルやレストラン内といえでも一瞬で手荷物、貴重品は盗られてしまいます。

また、電車の中で完全に眠りこけている人は、日本では普通の光景です。

これにもビックリされます!

日本人の働きすぎと同時に、カバンを取られない治安の良さに驚かれます。

驚きの日本文化といえば②「街の風景」

何より自販機の多さに驚かれます。

逆に、私たちが外国に行くと自販機がなくてとても不便に感じます。

電柱の多さにも驚かれます。

電柱の地下化が進んでいる都会でも、電柱が都市の美観を損ねていることは認めざるを得ません。

電柱同様、日本人にはおなじみの宣伝のティッシュ配りもビックリされるようです。

ちなみに、筆者は、中国の街頭で宣伝のウチワをもらったことがあります。

今や、外国人観光客の人気スポットの一つになっている渋谷のスクランブル交差点!

そんな、スクランブル交差点を多くの人がぶつからず横断することは驚異的に映るようですね。

驚きの日本文化といえば③「食習慣」

食習慣ほど地域性、国民性、民族性が出るものはないでしょう。

お互い、違いを違いとして尊重したいものですが、日本の食習慣で一番驚かれるのは、麺類を音を立ててすすることみたいです。

それと食器を持ち上げて口に持って行くことも、フォークとナイフの文化からは考えられないようですね。

驚きの日本文化といえば④「宗教」

クリスチャンやムスリムに比べて、日本人は無宗教に近いと感じられます。

意外に宗教行事に熱心というか、神社も寺院もキリスト教会も日本人の中でなんの矛盾もなく共存していることに驚かれます。

2.思わず外国人が感心する日本文化といえば

感心する日本文化といえば①「交通事情」

電車のダイヤが時間通りに運行されていることに感心されます。

2分遅れただけでお詫びの放送があったニュースが世界中に配信されたことがありました。

電車が遅れた時に、「遅延証明書」を出すことも感心されています。

感心する日本文化といえば②「国民性」

田舎の道沿いなどには、野菜などの無人販売所があります。

買ったものだけお金を入れるシステムですが、ズルをしたり、お金を盗んだりされないことに感心されます。

しかし、最近では、黙って持って行く人が多くなっているようで、「盗むな」「お金を入れろ」という張り紙が貼られているところを見かけます。

街中にあるAEDなどの備品が盗まれないことや、エスカレーターで、急ぐ人用に片側を開けておくことにも感心されます。

感心する日本文化といえば③「清潔さ」

外国に行くとき、「水道水を飲むな、生水を飲むな」と口を酸っぱくして注意されます。

日本では、水道水がそのまま飲めることに感心されます。

感心する日本文化といえば④「漢字・ひらがな・カタカナ」

たいていの言語は1種類の文字で成り立っています。

しかし、日本語は漢字・ひらがな・カタカナの3種類の文字で成り立っています。

これに感心されます。

3.外国人も大喜びな日本文化といえば

喜ぶ日本文化といえば①「落とし物」

日本で落とし物、失くし物をした場合、かなりの確率で持ち主の手元に戻ってきます。

外国で物を落として意気消沈している時にそれが手元に返ってきたら本当にうれしいですよね。

これだけで、日本に対する好感度がアップします。

これからもそんな日本であり続けたいと思います。

喜ぶ日本文化といえば②「おもてなし」

2020東京オリンピックの招致プレゼンテーションでの「お・も・て・な・し」を出すまでもなく、日本のおもてなしには定評があります。

お客様目線がきめ細やかです。

一部の高級ホテルで行われているだけでなく、小さな町の食堂でも、観光地の案内係でもみんなが同じレベルなところが喜ばれています。

喜ぶ日本文化といえば③「水道の水圧」

外国のホテルの水圧の低さにイラっとしたことないですか?

日本では、ホテルのどんな高層階でも高い水圧の水が出ます。シャワーの熱湯も熱いです。

逆に、水圧が高すぎたり、お湯が熱すぎたりして驚かれるぐらいです。

喜ぶ日本文化といえば④「宅配物の再配達」

日本人なら、宅配物の再配達のサービスを当たり前と受け止めていますが、外国人にはとてもうれしいサービスのようです。

実際、「こんな時間に配達してもらってわるいですね」と思うような時間にでも配達してくれますものね。

続けてほしいサービスです。

4.外国人も納得の日本文化といえば

日本人は漫画やアニメが大好き

もし、日本に来たのであれば、アニメや漫画の発祥の地で開催されるコンベンションに参加してみてはいかがでしょうか。

日本のファンの熱狂ぶりは比類がなく、コンベンションはファン文化の頂点といえるコミケは、毎年8月と12月にお台場で開催される最大のコミックマーケットです。

大相撲観戦

日本最古のスポーツのひとつである相撲は、他のスポーツとは一線を画す武道として外国人にも人気があります。

相撲の起源は神道にあり、現在でも伝統的な儀式が行われているため、スポーツファンでなくとも観戦することをお勧めします。

本場所は年間を通じて各地で開催されている。東京では、1月、5月、9月に両国国技館で開催されます。

日本人は旅館に泊まる

カプセルホテルや漫画喫茶など、日本には面白い宿泊施設がたくさんありますが、日本のおもてなしの最高峰を体験するならば、旅館は必ず押さえておきたいポイントです。

このような伝統的な旅館での宿泊には、通常、数種類のコース料理と快適な布団が含まれています。日本の旅館で人気があるのは、大分の別府と神奈川の箱根です。旅館の値段は高いが、日本のおもてなしの心を感じることができます。

まとめ

いかがでしたか?

外国人にとって驚き、感心し、喜ばしい日本文化をまとめました。

普通に暮らしている日本人にとって、当たり前のことがそんな風に外国人には映っているんですね。

なんだか歯がゆい感じがするのは、私だけでしょうか?

ほめてもらったり、喜んでもらったりする文化は、これからも残していきたいものです。