高層ビルが立ち並ぶメトロポリス香港は日本から近く、気軽にいける旅行先の一つです。
香港旅行の前に雑学や豆知識を頭に入れて現地の人とコミュニケーションすれば、距離はグッと近くなります。
香港を訪れる前に知っておきたい雑学や豆知識をまとめました。
目次
1.香港の行事を楽しもう!伝統行事の雑学や豆知識について
1-1.春節(旧正月) チャイニーズ・ニューイヤー
旧暦の1月1日から1月3日までの期間は、香港の最も大きな祝日期間です。
旧正月前には銅鑼湾にあるヴィクトリア・パークなどで花市場が開催され、大混雑となります。
普段は年中無休で営業している店も元日はおやすみすることが多いので注意が必要です。
1年に1度、香港の街が違う表情を見せます。
1-2.元宵(ユウシウ)節 ランタン・フェスティバル
旧暦1月15日にカラフルな提灯を飾って旧正月のエンディングを彩る行事です。
中環やヴィクトリア・パーク、九龍の香港文化中心などが鮮やかな提灯でデコレーションされます。
1-3.端午(タンゴ)節 ドラゴン・ボート・フェスティバル
旧暦5月5日に中国古代の詩人、屈原が悪政に講義して入水自殺した日で、5月5日は屈原を偲んで川に船を出すという習慣が生まれました。
それがやがてドラゴンボートレースとして発展して、現在の行事に至ります。
1-4.中秋節 ミッド・オータム・フェスティバル
旧暦8月15日は1年で最も美しい月が見られると言われています。
このシーズンはお菓子屋だけでなく、レストラン、カフェ、ホテルなどもオリジナルの月餅を競って販売します。
限定モノが多く販売されるので、お土産にはおすすめです。
2.知って得する香港の雑学!香港のsale情報について
2-1.香港のセール時期は夏と冬の2回
店によって期間や割引率は異なりますが、夏物は6月末〜8月、冬物は12月〜旧正月前後までが最も盛大なセール時期です。
3割引程度からスタートし、後半時期は割引率がアップする店が多いです。
一流ブランドも一部商品を大幅値引きします。
2-2.香港のバーゲンセールの値札の見かた
バーゲンシーズンになると、店頭に「7折」「5折」などと書いた紙が張り出されています。
これは中国語で定価の7割の値段、5割の値段に値下げした、という意味です。
例えば7割引きなら「3折」と表示されています。
靴屋などは1足買えば10%、2足で15%、3足で20%、というようにまとめ買いをすれば、割引率が上がる可能性もあります。
3.要注意!香港の台風シーズンについて、雑学や豆知識まとめ
香港といえば高層ビル
香港といえば、高層ビルが立ち並ぶことで有名です。しかし、国土の40%が自然保護区であることをご存知でしょうか。
緑豊かなトレイルをハイキングするのが週末の楽しみです。
世界最長エスカレーター
香港には、世界最長の屋根付きエスカレーターがあります。ミッドレベルズ・エスカレーターは半マイルにわたって続いているのです。
スターフェリー
香港で愛されているスターフェリーは1880年に運航が開始されました。
当時はビクトリア湾から尖沙咀まで最大1時間かけて運行されており、当時はビクトリアハーバーからチムサーチョイまで1時間以上かかったが、埋め立てにより現在は10分で行けるようになりました。
香港の金メダル
オリンピックで金メダルに輝いた瞬間が2度あります。
1つは1996年のアトランタ大会で、リー・ライシャン選手がウィンドサーフィン競技で優勝したとき、もう1つは最近の東京大会で、チョン・カロン選手がフェンシングで金メダルを獲得したときです。
水泳のシオバン・ハウジー選手は、東京大会でも2つの銀メダルを獲得し、香港のオリンピックで最も成功を収めた大会となりました。
起業家の国「香港」
香港人は昔から起業家精神が旺盛で、金儲けへの意欲も旺盛です。 2020年の世界の億万長者番付では、香港は7位にランクインし、96人が10億米ドル以上の個人資産を保有していると言われています。
香港には島がたくさん
香港島が脚光を浴びがちだが、実は香港には263の島があります。ランタオ島、チュンチャウ島、ラマ島など、フェリーで行ける島もあれば、まったく人が住んでいない、事実上アクセスできない島もあります。
香港での4と8の意味
自分の住んでいるマンションに4階がなくても、心配しないで。ここで、2つの数字を覚えておきましょう。香港では「4」を省略するのが一般的です。「4」は中国語で「死」に聞こえるため、不吉とされているからです。
また、「8」はとてもラッキーな数字です(富を表す)。
香港の台風には注意
香港は海に囲まれているため、台風には注意が必要です。7月〜10月は香港の台風シーズンとなります。香港では台風警戒度を「シグナル」で示します。
シグナルは1、3、8、9、10の5段階で、テレビのテロップやビルの入り口や駅の改札の掲示で確認できます。
1、3は注意報、8以上の警報が発令されると香港の法令により学校は休みになり、多くの会社は業務が中断し、レストランや商店も閉店します。
また、公共交通機関も運休または間引き運転となります。
4.香港人の名前についての雑学、英語名とは
香港は旧英国植民地であった過去もあり、香港人はジャッキーやマギーといった英語名を持っています。
学校や職場でも英語名で呼び合います。
英語名は、小学生くらいのときに命名してもらったり、自分で好きな名前を付けたりします。
「Yuna」「Jun」など、日本人の名前を使う女性も近年増えています。
なかには「Sakura」「Kawaii」なんていう名前もあります。
まとめ
香港の雑学や豆知識についてまとめました。
訪れる前に少し勉強していくと、香港旅行をより快適なものにしてくれます。
香港に行かれる方は、ぜひ参考にしてください。