旅行には多額の費用がかかりますが、旅のパーツを1つ1つ見直してみると、かなり節約できる部分があるのではないでしょうか。
今回は旅行費用の内訳も紹介しつつ、節約するポイントについても紹介しています。
目次
1.旅行でかかる費用の内訳は?かんたんに節約する術を紹介
旅行費用の節約を考える前に、どうしても譲れない、つまり節約したくないところはどこなのか把握する必要があります。
美味しい食事が目的なら食費、高級なホテルや旅館に泊まるのが目的なら宿泊費は削りにくいでしょう。
妥協したくないところ以外のものは徹底的に見直し、調べて費用をカットしていくと、案外と大きく節約できる場合があります。
旅行費用の節約術①「交通費」
列車
所要時間と金額とを天秤にかけることになりますが、新幹線や有料列車をなるべく使わないで行く方法はないか検索してみましょう。
シニアならJRの「大人の休日俱楽部」などの会員になっていると乗車券の割引があります。
また、期間や使い方に制約はありますが、誰でも買える「青春18きっぷ」を利用すると格段に安く移動できます。
列車だけでなく、長距離バスの利用も視野に入れると一層の交通費節約ができます。現地では電車やバスの1日乗車券などがないか調べてみましょう。
飛行機
飛行機に乗るなら、マイレージが利用できれば何よりです。片道だけでも使えますし、便数が少なく運賃が高い路線ではお得感が大きいです。
運賃を払うなら、早割制度を活用しましょう。また、同じ日のフライトでも時間によって価格が違う路線もあるのでチェックしてみてください。
車
人数が少ない場合や目的地が自宅から遠い場合などは、現地でレンタカーを借りるのがおすすめです。地域や期間によってキャンペーンをやっている場合も少なくありません。
JRの「レール&レンタカー」の利用なら列車の乗車券や特急券も割引になりとてもお得です。
旅行費用の節約術②「宿泊費」
観光が目的で宿での滞在時間は短いのなら、宿のグレードを下げられます。ビジネスホテルはもちろん、民泊やドミトリーも考慮に入れてみてください。
もし、どうしても泊まりたい宿があったら、部屋や食事のグレードを下げるなど宿泊プランを見直しても良いでしょう。
素泊まりや夕食なしのプランで、外食をする方法もあります。
旅行費用の節約術③「ピークを外して出かける」
平日に出かけられるなら、週末や連休を避けて出かけましょう。宿泊費などは大きく違ってきます。
屋内施設や、季節にあまり左右されないテーマパークなどの観光が目的なら、旅行費用が安くなるシーズンオフが狙い目です。
旅行費用の節約術④「パックツアーを上手に活用」
自分で旅のパーツの見直していくことも大事ですが、パックツアーにも目を向けてみましょう。交通と宿泊だけがセットになったものは、自分でそれぞれ手配するより安くなる場合も多くあります。
また、個人では予約が取りにくいものがセットされたパックツアーは、手配の時間節約にもなります。自分が求めるエッセンスが入ったツアーはチェックしてみる価値が十分にあります。
旅行費用の節約術⑤「その他」
他にも節約できる部分はたくさんあります。たとえば食費、お土産代などです。
また、旅行やレンタカーの保険なども、活動内容によっては掛けておいた方が万が一の場合の大きな節約になることがあります。
2.海外旅行の費用を節約したい場合は?
以上、主に国内旅行を前提にしてきましたが、海外旅行の場合に応用できる部分もたくさんあります。
上記以外で、海外旅行で節約できるものを考えてみましょう。
海外旅行費用の節約術①「両替」
両替は手数料や、外貨が残った時に日本円に戻すのに再手数料がかかったりしますので、なるべく両替回数を少なくする、かつ必要な金額だけ替えるようにしたいものです。
また、余裕があれば両替率の良い場所(たいてい空港でなく町なか)を探しましょう。クレジットカードや電子マネーで支払えれば両替や再両替の煩わしさがありません。
海外旅行費用の節約術②「チップ」
チップはその国で気持ちよく旅をするには必要なものです。
ですが、レストランなどで代金にサービス料が入っている場合は、原則さらにチップを渡す必要はありません。
レシートをよく見て、サービス料が入っていないかチェックしましょう。
海外旅行費用の節約術③「通信費」
Wi-Fiが整っている場所なら日本の携帯がそのまま使えますが、いつでもどこでも安定して使いたいなら自衛手段を取らないとなりません。
SIMフリーの携帯なら現地でSIMカードを買うのがおすすめです。たいていの場合、ルーターを借りるより格段にリーズナブルに通信手段を確保できます。
海外旅行費用の節約術④「その他」
外国でも交通の1日乗車券や観光とセットになったシティパスなど多くのお得なチケットがありますので、事前によく調べておきましょう。
美術館などでは入場料が無料になる日があったりもしますし、無料のガイドツアーなども利用価値があります。
最後に
自分が必要なことを把握し、節約と贅沢をうまく組み合わせて旅行を楽しんでください。