基本的な台湾のルールやエチケットを知っていることは、台湾を旅行する時に不可欠です。せっかく訪れた旅先でルールやエチケットを知らないが故に恥ずかしい思いはしたくないですよね。
今回は意外と知られていない、台湾のルールやエチケットについて書いていきます。
基本的に中国も同じ様な文化なので中国旅行者の方もぜひ参考にしていただければと思います。
目次
台湾のルール①「あいさつはお辞儀なし」
「初対面はお辞儀ありき」と思う方は多いはず。台湾や中国ではお辞儀=謝罪と言うイメージです。
初めてのあいさつは握手をして「ハーイ」または「ニーハオ」と言いつつ、微笑むのが一般的なあいさつ。
目上の人や年上の人に対しては握手をして「ニンハオ」とにっこり微笑みましょう。台湾でのあいさつは握手とスマイルですね。
台湾のルール②「台湾人のお宅を訪問する時」
・遅刻はせず時間どおりに到着しましょう。
・家に入る前に靴は脱ぎましょう。
・スリッパを出されて小さすぎても我慢して履きましょう。
・ささやかな贈り物は家の主に渡しましょう。
・訪問先の自宅で良いところを見つけて褒めましょう。
台湾のルール③「台湾人と外食する〜テーブルマナー〜」
・先に座らず支持されてから座りましょう。
・年長者は一番初めに座らせましょう。
・料理がテーブルに乗ったからと言ってすぐに食べてはいけません。
・年長者またはホストの支持が出てから食べましょう。
・食事を楽しんでいることを示すためにお腹いっぱい限界まで食べましょう。
・大皿に残った最後の一口は自分でよそらず他の人に譲りましょう。
・小エビやチキンは手を使って食べることができます。
・爪楊枝を使う時は必ず反対の手で口を覆いましょう。
台湾のルール④「箸の使い方」
はさみ箸はOK!
日本では箸と箸で食べ物を渡すはさみ箸はNGですね。お葬式で燃え残った骨を箸と箸で渡すため不謹慎とのこと。
しかし、これはあくまでも日本だけのルール。台湾や中国では何ら問題がありません。
ご飯に箸を刺すことはNG
これは日本も同じですね。台湾や中国ではご飯に箸を立てる様子が香炉にたてられたお線香に似ていると言われているそうです。ちなみに麺類に箸を刺すこともNGです。
台湾のルール⑤「プレセントについて」
台湾ではプレゼントをあげる側も受け取る側も複雑なルールがあります。どのようにプレゼントすれば良いか?受け取れば良いか?
抑えて起きたいルールを下記にピックアップしましたので覚えておきましょう。
受け渡し
プレゼントを受け取る場合、渡す場合は必ず両手で行いましょう。
時計、ハンカチ、靴、はさみやナイフなどの尖ったものはNG。
時計
時計を送ることは「送鐘(song zhong)」と発音し中国語の「告別式」と同じ発音になるそうです。ただし腕時計は問題ありません。
ハンカチ
台湾または中国では「ハンカチは汗や涙を拭うもの」=「苦労・悲しみ」などを想像させるとのこと。
靴
靴を送ると「この靴を履いて私から離れてください」と言ってるようなものだそうです。特に女性に送る場合は要注意です。
はさみやナイフなどの尖ったもの
切れ味がよくスパッと切れるはさみやナイフは「運気が落ちる」と言われています。
遠慮も大切
プレゼントを受け取る際は2回は遠慮しましょう。このあたりは日本と似ている部分ですね。
開封する前に
「貰ったプレゼントをすぐ開けて相手に喜ぶ姿を見せたい!」と思いますが一呼吸置きましょう。プレゼントをしてくれた人の前で開けてはいけません。
まとめ
いかがでしたか?台湾の友人から「ここだけは抑えておいて!」と念を押されたものを紹介しました。
まだまだ、台湾のルールやエチケットはたくさんあります。ほんの一部の情報ですが快適な台湾の旅ができる手助けになればと思います。ぜひ参考にして見てください。