皆さんはハロハロを知ってますか?言葉の語感、楽しくっていいですよね。
最近は、日本でも「ハロハロ」の認知度上ってきたんじゃないでしょうか。
夏になると、ミニストップの店頭に「ハロハロ」ののぼりがはためきます。ミニストップでハロハロが発売になって、今年でなんと25周年だそうです。
今回の記事ではハロハロについて調べましたので参考にしてください。
1.フィリピンの国民的スイーツ!ハロハロって何?
ハロハロ(Haluhalo, Halo-halo)はフィリピンの国民的スイーツです。
フィリピンの公用語の一つであるタガログ語のハロ(halo)は、「混ざる」という意味で、ハロハロと続けると、「混ぜこぜ」という意味になります。
かき氷をメインにゼリー、さまざまなフルーツ、甘く煮た豆やイモ類、アイスクリーム、ココナツ、赤いタピオカ、プリン、コーンフレークやシリアルなどがトッピングされています。
文字通り、それらをごちゃ混ぜにして食べる冷たいデザートです。
フィリピンでハロハロのアイスクリームには、ウベという紫色の芋で作られたウベアイスはマストのようです。
赤や黄色などのゼリーと紫色のアイスは、見た目がとってもカラフルです。
プリンも、「レチェ・フラン」というフィリピンの家庭で良く作られるプリンです。
日本のミニストップのハロハロは、フィリピンのハロハロをイメージして、日本風にアレンジして25年前に発売されました。
しかし、フィリピンのハロハロとは「甘さ」「ボリューム」などで一味も二味も違うようです。
2.日本も関係ある!?フィリピンのハロハロの起源とは?
フィリピンの国民的デザートのハロハロですが、その起源については、諸説があり、確定的なことはわかっていません。
ハロハロの起源をめぐる一つの説は、なんと日本人が関係しているみたいです。
19世紀後半(明治末期)「からゆきさん」が渡ったフィリピンで第二の人生として、甘味処として商売を始めた際の蜜豆が、ハロハロの起源といわれています。
「からゆきさん」とは、明治末期に農村、漁村の貧しい家庭の娘たちが、東アジア、東南アジアに娼婦として売られて行った方々のことです。
その娘たちを「からゆきさん」と呼びました。
そのハロハロが、フィリピンで人気のデザートになり、日本に里帰りしてみんなが喜んで食べています。
元々は、緑豆を茹でてシロップで煮たものを、クラッシュアイスと牛乳、砂糖の上に乗せたデザートでした。やがて、より多くの土着の食材が加えられ、現代のハロハロが誕生、発展していったのです。
フィリピンのハロハロは、日本のハロハロとの違い、氷の上に具材を乗せるのではなく、主に氷の下に具材を配置することであります。
3.暑いフィリピンでは欠かせない!現地でのハロハロとは?
フィリピンは、熱帯性気候に属し、年平均気温は27℃前後です。
雨季、乾季がありますが、年中、日本の夏の服装で暮らせます。日差しが強く、暑いです。
そんな時、フィリピン人が食べたくなるのは、冷たいデザートハロハロです。
フィリピン料理のレストランには、たいていメニューにハロハロがあります。
屋台やフードコートやファストフードの店にもあります。フィリピン人はみんな、ハロハロが大好きです。
フィリピンのハロハロには、色鮮やかな紫色のウベアイス(ウベという紫色の芋のアイス)が絶対のようです。
でも、何をトッピングし、何を入れるかに決まりはないようです。
味や食感の違うものとかき氷を混ぜ混ぜして食べます。
フィリピンは暑いので、すぐ溶けてしまうので、最後はジュースのように飲み干します。
暑いフィリピンにはなくてはならないものです。
まとめ
暑い夏にピッタリな冷たいデザート、ハロハロについてご紹介しました。
日本のミニストップでも、いろいろな味のハロハロが楽しめるようですが、ぜひ、本場のボリュームたっぷりなハロハロを食べていただきたいです。
日本のフィリピン料理のお店やフィリピンフェスなどで本場のハロハロが食べることができることもあるみたいです。
ぜひ探してみてください。