まだ日本ではあまり馴染みのないフィリピンの食べ物。
中華料理の影響を受け、食材や調味料、調理法など日本と共通している部分がたくさんあります。
そのためとても日本人の口に合い、現地でフィリピン料理に触れた人は意外に感じるようです。
今回はフィリピンの食べ物についてご紹介します。
1.フィリピンで是非食べたいおすすめ名物や食べ物
フィリピンで是非食べたい食べ物①「アドボ」
フィリピン料理である「アドボ」。
アジア料理やエスニック料理は混ぜて調理するだけのインスタント複合調味料が沢山販売されているから実はとっても楽。 pic.twitter.com/RZrGLg44KB— ねじ@御神木 (@nejisiki200mm) September 14, 2020
アドボはフィリピンの煮物で、鶏の手羽や豚足などの肉とジャガイモ、ニンジン、タマネギ、タケノコなどが具材となります。
味付けも煮汁の量も千差万別で非常に多くのバリエーションがありますが、全てのアドボに共通しているのは具材をあらかじめ酢に付けておくこと。
これは下味を付けると共に柔らかくしたり保存性を高めたりする役割があります。
一般的なアドボの味は醤油、砂糖を使った日本の煮物と似ていて、アドボで何杯もご飯が食べられそうです。
フィリピンで是非食べたい食べ物②「カレカレ」
飯テロ🍴
フィリピン料理「カレカレ」
っていう牛テールのシチュー。 pic.twitter.com/vS0vOdxhkX
— 葵(あおい)♂ (@aoiflower271) 2019年5月18日
カレカレはシチューで、ご飯にかけて食べます。
名前と見た目から、日本のカレーを想像する人もいますが、味は全く違います。
ピーナッツソースで煮込んでいるのでやや甘みがあり、エビのペーストや唐辛子、柑橘の汁などを掛けて味に変化を出します。
アドボと共にフィリピンの国民食とも言われている料理なので、是非食べてみてください。
2.機会があったら食べたいフィリピンの伝統的な食べ物
フィリピンの伝統的な食べ物①「レチョン」
フィリピンでやりたかったリストに書いていた、「レチョンを食べる。」
無事先日達成。
フィリピンでは、お祝い事の時に食べることが多いです。 pic.twitter.com/cFQ8P3rsdJ— 大夢(Daimu) (@501179umiad) 2018年12月11日
レチョンとは子豚の丸焼きのことで、お祝いやお祭りには欠かせないご馳走です。
じっくりと焼かれ、飴色になったレチョンはパリパリの皮が最上部分とされていますがジューシーな肉も魅力的で、甘辛のソースによく合います。
町なかのレストランでは切り身をグラムで注文することができ、手軽に食べられるようになりました。
フィリピンの伝統的な食べ物②「バロット」
人生初のバロット(balot)を食べました。アヒルの孵化する前の卵で、フィリピンの路上などで売られています。
酢と塩をかけて食べてみると、コリコリした軟骨のような食感と黄身の味の部分、クリーミーな部分と、複雑な味でした。全体的に卵の味です。 pic.twitter.com/AAa3jTA9BT
— KEN🌴 (@TagalogKen) 2019年5月20日
バロットは孵化する前のアヒルの卵をゆでたもの、つまり中身はヒヨコという、日本人の感覚からすればかなりグロテスクな食べ物です。
屋台などで売られていて、熱々のものに塩を振って食べます。
味はゆで卵に近いようなので、勇気がある人は是非挑戦してみてください。
3.甘党は外せない!フィリピンの甘い食べ物やスイーツ
フィリピンの甘い食べ物①「ハロハロ」
フィリピン留学中には是非食べてもらいたいデザートのハロハロ!!
安いし美味しいのでとてもオススメです^^ pic.twitter.com/w7jPA8ggQo— フィリピーノ♦フィリピン留学経験者 (@CebuEigoNet) 2019年5月24日
「混ぜる」を意味するハロハロは、フィリピンの定番デザートです。
かき氷に紫芋のアイス、フルーツやタピオカ、豆、コーンフレークなどたっぷりの具が添えられ、それをごちゃまぜにして食べます。
日本のかき氷、アメリカのアイス、スペインのプリンなど、外国から入ってきたものを楽しく盛り合わせたのが始まりのようです。
トッピングは店によってさまざまですので、お気に入りを見つけてください。
フィリピンの甘い食べ物②「トロン」
こんにちは!☀️
Magandang tanghali!7月7日、夏まつり当日フィリピン語専攻1回は「トロン(トゥロン)」と呼ばれるフィリピン料理を提供致します!😎✨
本場では甘さ控えめのバナナを春巻きの皮で黒糖と共に包んで揚げており、それはもう中はトロトロ外はサクサクの絶品だそうですよ👍👍 pic.twitter.com/IO60xz6BKr
— 🇵🇭大阪大学フィリピン語専攻1回2018🇵🇭 (@pinoturon_2018) 2018年6月2日
トロンはバナナを春巻きの皮で巻いて揚げたスイーツです。
カリッとした皮と、とろりとした中身のコンビネーションが抜群です。
道端の屋台で売られ、値段も安く、手軽に食べられるおやつです。
4.辛党におすすめ!フィリピンの辛い食べ物
フィリピンの辛い食べ物①「ビコールエクスプレス」
欧露の映画で観たことがある、放っておくとカチカチに固くなっちゃう昔ながらのバケットをget。フィリピン料理では珍しい辛い料理、ビコールエクスプレスで食す。激しくウマウマ(^○^) どうしよう…ブタる。 pic.twitter.com/naqnI2iPpQ
— jukai (@jukai320) 2017年12月31日
辛い食べ物の少ないフィリピン料理ですが、ビコールエクスプレスは唐辛子をたくさん使った辛い料理です。
ルソン島の南部ビコール地方の名物料理で、ココナッツミルクに肉や魚、そして唐辛子を入れて煮込みます。
ココナッツミルクの甘さと唐辛子の辛さの対比がくせになる料理です。
5.フィリピンの食べ物と一緒に楽しみたい飲み物
フィリピンの食べ物に合う飲み物①「サンミゲル」
フィリピンで有名な
サンミゲルのビール🍺普段あんまりお酒飲まないけど
旅行来たときは飲みたくなるね💕#海外 #海外旅行 #フィリピン #セブ#酒 #お酒 #ビール #サンミゲル pic.twitter.com/270Lbv0SXM— ☺︎mizuki☺︎ (@mizuki10828419) 2019年5月2日
サンミゲルはフィリピンを代表するビールです。
国内シェアは90%に近く、近隣諸国に輸出もしています。
すっきりしたライト、コクのあるピルセン、飲みごたえのある黒ビールなどのラインアップがあります。
アップルサイダーなども販売されています。
暑いフィリピンでは欠かせない飲み物です。
フィリピンの食べ物に合う飲み物②「グラマンジュース」
Ever wondered what to drink while you’re traveling? @TheWingedFork collated a guide on the popular drinks you should not miss when in a certain city.
Read about our contribution on the popular Sago at Gulaman from the Philippines.https://t.co/J6yweXp7pg#whattodrink #travel pic.twitter.com/DtsjZlXYX3
— Gofamgo 👨👩👦👦 Family (@gofamgoblog) 2019年3月4日
グラマンとは「寒天」のこと。
つまり、グラマンジュースは寒天入りのジュースです。
たっぷりとコンデンスミルクが使われているのでとても甘く、ダイスの寒天と共にカットフルーツも入っています。
ジュースというよりはポンチのようなデザートに近い感覚かもしれません。
まとめ
以上、代表的なフィリピンの食べ物をご紹介しました。
日本ではまだあまり知られていないフィリピン料理ですので、現地に行ったら是非たくさん食べてきてください。