お土産が迷惑になる時とは?渡したらいけない物やマナーを紹介

「このお土産はどこに置いたら良いのか分からない」と迷惑だと心の中で思ったことはないでしょうか。

友人が旅行に行ったら、観光地を表す置物やキーホルダー、ストラップなどがよく買われ、お土産にもらいました。

例えば「Australia ♡」なんて書かれたベストを着たコアラのマグネットも困ります。冷蔵庫の扉は、そんなマグネットでいっぱいです。

あなたのお土産、ひょっとしたら迷惑がられていませんでしょうか?ここでは、迷惑がられるお土産、避けたいお土産についてまとめました。ぜひ、参考にしてください。

1.どんなお土産が、渡して迷惑になるのでしょうか?

間違えると迷惑なお土産①「形として残るもの」

昔は、今ほど旅行に行くことが頻繁ではなかったので、旅行に行ったら、その土地の珍しいものを買って帰って、差し上げたら、それなりに喜ばれたものでした。

ところが、今では、誰もが旅行に行くし、それぞれこだわりのもの、センスのいいものに囲まれて暮らしていますので、いきなり貝がらでできたもの、シーサーやこけしなどをもらっても置く場所にも困ります。

相手の趣味や生活環境の違いが判らないまま、形として残るものをお土産にするのは、避けた方がいいでしょう。

間違えると迷惑なお土産②「趣味が合わないもの」

バブル華やかしころなら、ブランドものならなんでも喜ばれた時がありました。

今はどうでしょう?人それぞれ、好みがあります。微妙な形や色へのこだわりもあります。服やバッグなどは、よほど相手のことを知っている場合以外は、避けた方が無難でしょう。

特にブランド物の口紅をもらっても、使わない色の場合、ほんとに困ります。

間違えると迷惑なお土産③「体に合わないもの」

今や、お子さんだけでなく、多くの人がある特定のものに対するアレルギーを持っていたりします。

食べ物や化粧品などでは、体に合わないもの、アレルギーを引き起こすかもしれない恐れがあるものなどが含まれますので、気を付けましょう。

間違えると迷惑なお土産④「お守り・お札など」

神社仏閣に行った記念に、お守りなどをお土産にいただくことがあります。もちろん、健康や試験合格などを心配して買ってきてくださっているのですから、その気持ちはうれしいです。

ところが、こういう宗教系のお土産というのは、気に入らなくても、なかなか捨てることも処分することもできません。

観光地の置物やこけしなどでも、気に入らなくてもなかなか捨てられないものですが、それが宗教系のものとなるともっと捨てられません。

もらった人が、処分するのに困るようなものは避けた方がいいでしょう。

間違えると迷惑なお土産⑤「配りもの系」

最近、国内外の観光地で、「配りものに最適!」なんて書かれた10個○○円の小さなものが売られているのをよく見かけます。

こういうものを会社の人や、学校のクラスの人に配ることがあると思います。

あなたが、それらの配りもの系の「いかにも安い」なにかをもらった時、うれしいですか?なんだか馬鹿にされたような気がするのは、考えすぎでしょうか?

多くの人に差し上げるのなら、大袋のお菓子など、そこで食べて終わりというようなものをお土産にする方がずっとスマートです。

2.どんなお土産を渡したら喜ばれるのか?

観光地でお土産物を選ぶとき、「これを自分がもらって嬉しいか?」ということを自問するといいでしょう。

時間がないから、価格が安かったから、選ぶのが面倒だったから…などの理由で選んだお土産が喜ばれるはずがありません。

極端な話をするなら、そんなお土産なら、渡さない方がましなぐらいです。

本当に上質なチョコレートやクッキーなど、食べてしまったらなくなってしまうものがいいのではないでしょうか?

記念に残るものは、自分が旅行に行った時に買えばいいのです。

まとめ

けっこう、辛辣なことを書いてきたかもしれません。

旅好きで旅にしょっちゅう行く筆者は、旅行に行ってもあまりお土産は買いません。自分用にほんの少し、気に入ったものだけを買います。

会社や友達には、食べたらなくなる、上質で少量のクッキーなどに決めています。あくまで、上質で少量というところが大切です。

旅行はお土産を買いに行くものではありません。お土産物選びにエネルギーを使うなんて馬鹿げています。

あなたが旅行を楽しんで帰って、生き生きしていたら、周りの人はそれを見ただけでうれしくなるものですよ。