好きな恋愛小説を教えてください!というアンケートを行いました。
他の人にも読んで欲しいと思える一冊を選んでいただきましたので、ぜひ参考にしてください。
好きな恋愛小説はなに?一度は読んで欲しい一冊をアンケート
好きな恋愛小説【10代〜20代回答】
女性 10代
今夜、ロマンス劇場で
宇山佳佑
姫と主人公の純愛にドキドキします。ラストシーンも最高です。自分もこんな一途な恋がしてみたいと思わせてくれる作品でした。
女性 20代
桜のような僕の恋人
宇山佳佑
難病を発症してしまった恋人とのストーリー。最後は本当に切なく、涙が止まりませんでした。
男性 20代
才羽楽『カササギの計略』
うだつの上がらない若者が見知らぬ女性と突然同棲することになるという一昔前のラノベのような導入だが、話が進むにつれて―このミスの隠し玉として発売されているのもあるが―そこにはある”計略”が潜んでいるのではないかと読者は訝しむことだろう。
それがただのビックリ系ではなく、ちゃんと恋愛小説としてのストーリーにも関わってくるのがうまいところ。
女性 20代
作品:『蝉しぐれ』
作家名:藤沢修平
好きな理由:切なくも美しい結末が自分の好みに合うため。また、似たような経験をしたことがあり思い出深いため。
女性 20代
『私の男』
桜庭一樹
二階堂ふみさん主演の映画化された作品です。ミステリー要素が強いですが、義父と養女(主人公の幼いころ)のどろどろの関係や、その関係が生んだ悲劇の殺人の模様が描かれています。
全てを読み終わってから最初に立ち戻って読むと、主人公の婚約者が見た幽霊の正体が分かるはずです。
男性 20代
私の幸せな結婚
顎木あくみ
主人公が可哀想ではありますが徐々に強くなっていく成長がかいま見え幸せになっていく様が心奪われます。
女性 20代
『デッドエンドの思い出』
吉本ばなな
短編集で、単純な恋愛小説ではないが、表題の「デッドエンドの思い出」は、愛する人と別れ、新たな人生を模索していく主人公の様子から学ぶことが多く何度も読み返したくなる作品。
女性 20代
有川浩さんの「図書館戦争 別冊Ⅰ」です。本編で結ばれた主人公二人の後日談的物語ですが、本編では描き切れていなかった恋愛要素がたっぷり詰め込まれており、改めて主人公たちの魅力を確認できた作品でした。
女性 20代
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました(永瀬さらさ・作)
恋愛ものはあまり読まないのですが、こちらの作品はファンタジー要素が非常に強く、
また展開も劇的で大変楽しく読むことが出来ました。
流行りの「転生モノ」らしくサクッと読める文体に、サクッとでは済まないしっかりとした世界観が乗った作品であり、ファンタジー好きが楽しめる作品だと思います。
女性 20代
有川浩の阪急電車です。阪急電車で通学していたので親近感が湧きます。
女性 20代
紫式部『源氏物語』
恋愛小説はあまり好きではなく、思いつくものがこれしかありませんでした。
しかし恋愛小説の原点ともいえるこの作品は、現代に通じる恋愛模様が1人の青年を通して色彩豊かに描かれており、焦れったく、ときに主人公に腹を立てながら、その場にいるように読み進めていけました。
読みやすく翻訳されていたので、平安時代の生活模様も立体的に浮き出ていて分かりやすかったです。
女性 20代
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
森絵都
ロマンティックすぎる恋愛小説が得意ではないので、これくらいほろ苦くてかっこわるいくらいの恋愛小説の雰囲気が好きです。
女性 20代
「シャボン玉同盟」
梨屋アリエ
小学生のときに読んだが今でも覚えている。
男性 20代
「恋文の技術」森見登美彦
ラブレターを題材とした恋愛小説です。ユーモアのある文章でとても面白いです。
女性 20代
図書館戦争
有川浩
笑いあり涙あり。何度読んでも飽きず。
女性 20代
ストーリー・セラー
有川浩
悲しくも希望のある終わり方だから
女性 20代
長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本
作者:江本マシメサ
ライトノベルのような感覚で気軽に一気に読めます。登場人物が魅力的で、シリアスかと思いきやサブエピソードも上手に入るので読むのが苦でないです。胸がキュンキュンする女の子向けの作品だと思いました。
女性 20代
島本理生
わたしたちは銀のフォークと薬を手にして
主人公の知世と椎名が困難な問題をクリアしながら愛を育むところが好きです。他にも知世の周囲の友人や彼女の妹の話も魅力的で好きです。
女性 20代
「イニシエーションラブ」は友達からおすすめされて読みましたが、あまり恋愛系が好みでない私でも楽しく読めました。実写化したほどの人気作ですが、やはり何といっても最後数行での大どんでん返しがポイントだと思います。「え?」となってまた最初から読み直しました。
男性 20代
北山猛邦さんの「私たちが星座を盗んだ理由」が好きです。ミステリー寄りの恋愛小説といった雰囲気の作品です。最終ページで残酷に締めくくられる恋愛に、衝撃を受ける一冊です。
女性 20代
好きな作品はフレフレ少女、橋本裕志さんです。
初めて読んだ、ラブストーリーだと思っています。淡く切ない、文系女子の恋物語。
本を通して、人を好きになった。でもその本性がかいまみえたとき、深く傷つく。それでもそんな彼女を支えてくれた男性。
彼女に片思いしながらずっと見守っていてくれる。そんな作品で笑いながら、そして、時に涙を流しながら楽しめた大好きな作品です。
女性 20代
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
七月隆文
ありがちなストーリーかと思って読んでいたら驚きの設定だった。感動して泣いてしまった。
男性 20代
・好きな恋愛小説:君は月夜に光り輝く
・作家名:佐野徹夜
・好きな理由:比較的に物語全体が分かりやすくて登場人物全員に感情移入しやすく読みやすいからです。
好きな恋愛小説【30代回答】
女性 30代
石田衣良「娼年」=森中領を主人公としたコールボーイものの始めのシリーズでもある本作、恋愛ものとジャンル分けすれば良いのか大変迷うが、愛にも性にも女性にも興味がない大学生がコールボーイになり、様々な女性と性関係を持つ事で価値観や論理館ががらっと変わってゆく話。個人的には彼を導いた静香さんの娘、咲良さんとの恋は切なくなる。
女性 30代
ハートに薔薇色のときめきを
風
じれったくてムズムズだけど結果甘々で何度も読み返した。たまらなく平和でハッピーエンドで読後感安心する。
女性 30代
冷静と情熱のあいだ
Rosso/江國香織
同じストーリーを男性と女性目線別々に描かれていてより深く物語を知ることができて楽しめた。ちなみにこちらは女性目線です。
女性 30代
エンキョリレンアイ
小手鞠るい
ほんわかとしていて、詩的な表現が綺麗で好きです。
女性 30代
原田マハ「本日は、お日柄も良く」
働く世代の女性に突き刺さる設定です。恋も仕事もどん詰まりから、人の愛情や優しさに助けられて成長していく、大人になっても不器用に泣いたりがむしゃらに頑張っても良いのだと思わせてくれます。
何より、原田マハさんの小説はすべてハッピーエンドなのが嬉しい!
女性 30代
流しの下の骨
江國香織
印象的な心理描写が多いから
女性 30代
好きな恋愛小説は住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」です。秘密を共有した二人の高校生の甘酸っぱいやりとりにキュンとして、でも切なくて。そして最後は思っていた想像と違う結末に驚きました。
女性 30代
『阪急電車』有川浩
有川さんの本は大概、好きなのですが、一番、好きなのが『阪急電車』です。電車に乗る人の数だけドラマがあるのだなと感じる短編集。心が温かく、前向きになれる感じがします。
女性 30代
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦
文体とリズムの面白さ。
好きな恋愛小説【40代回答】
女性 40代
わたしの幸せな結婚
顎木あくみ
ラノベ、侮りがたし!純粋によい恋物語で読後感も良い。
女性 40代
『N・P』
吉本ばなな
ばななさんの作品の雰囲気はもともと大好きなのですが、中でもいちばん好きな作品。
少しオカルトっぽくもあり、それでもドロドロしていないところや、個性的な登場人物たち。
学生時代にこの本が大好きで、翻訳の仕事に憧れました。
女性 40代
植物図鑑
有川浩
甘々の恋愛小説。家事全般ができて料理上手なイケメンが落ちているわけがない、とわかっていても憧れる。
男性 40代
マディソン郡の橋
ジェームズ・ウォラー
平凡な男女がわずか四日間ではあるが育んだ「確かな愛」の軌跡が愛おしく感じられた。
男性 40代
森鴎外。
恋愛小説家ではないかもしれませんが、「舞姫」は日本で一番美しい恋愛小説だと思っています。
女性 40代
君に届け。
作家 椎名軽穂
好きな理由 目立たない主人公がいじめられながらも負けないで強く生きる姿、自分と重なりいじめられてた所だけですが。
クラスの人気者の男の子と派手でクラスで目立つ子と仲良くなっていじめられないようになった事が良かったです。
女性 40代
電車男
中野独人
普通ならあり得ない縁、そして初々しい2人の距離の縮まり方がとてもキュンキュンしちゃうさせてくれるお話しでした。
男性 40代
ノルウェイの森
村上春樹
まさに村上春樹ワールドで物語の情景が浮かんでくる丁寧な描写で、のめりこめるから。
好きな恋愛小説【50代以上回答】
女性 50代
宮部みゆき
名もなき毒
平凡な男性をめぐる犯罪の連鎖が非常によく出来ている。
男性 50代
ノルウェーの森
村上春樹
ちょっと精神病的な感じがするから。
男性 60代以上
世界の中心で、愛をさけぶ
片山恭一
青春の光が見えます。悲しいけれども純愛がとても心に響く。
女性 50代
イニシエーションラブ
乾くるみ
ラストにびっくり。描かれていた時代が違っていたのかと驚いた。
男性 50代
「朗読者」ベルハルト・シュリンク。ドイツ人青年とユダヤ人迫害の罪を背負わされた女性とのはかない恋に涙する。
女性 50代
江國香織「なつのひかり」。ふりむくと売れ残ったなすに蝶々がとまっていた。ラストシーンも美しいのである。
男性 60代以上
作品名:はつこい
作家名:ツルゲネーフ
理 由:悲壮感あふれるストーリーと素晴らしい文体
女性 50代
挽歌
原田康子
いやよいやよも好きのうちの世界。かっての北海道の情景が良い。
男性 60代以上
「春琴抄」
谷崎潤一郎 わがままな春琴、丁稚の佐助の被虐的な恋愛感情、マゾヒスト的な。
男性 60代以上
「新源氏物語」
田辺聖子
源氏物語のリライトだが、身構える必要がなく、気楽に読める。古典の入門書的な読み方もできる。