あなたの好きな歴史小説は?というアンケートを行いました。
さまざまなお答えをいただきましたので、ぜひ参考にしてください。
好きな歴史小説は?時代を感じられる名作を紹介します
好きな歴史小説「10代〜20代回答」
女性 20代
『海と毒薬』
遠藤周作
実際に日本で起きた、アメリカ兵人体実験を基にした作品。あまり日本でこの事実を知る人はいないが、この作品を読むとどのようなメンタリティで彼らが人体実験を行ってしまったのか、歴史的な背景から知ることができる。
女性 20代
ながい坂
山本周五郎
入りから情景が自然と思い浮かんで、初めての歴史小説で難しいところもたたありましたが主人公の生きざまが素敵すぎて上下巻ありますがもういちど読みたくなる作品です。
男性 20代
『天保十二年のシェイクスピア』
井上ひさし
時は江戸末期、天保十二年を舞台にした活劇を戯曲であるが、驚くべきはその試み。シェイクスピアの全作品の要素が織り込まれ、演劇にすれば4時間以上という大作である。
シェイクスピアに通じている人はどの作品のどの要素がどこに入っているのかを楽しめるし、もちろん有名作しか知らない人でも楽しめる。
女性 20代
時代小説は読むのですが、歴史小説は読んだことがありません。今後読んでみたいと思います。
男性 20代
竜馬がゆく
司馬遼太郎
竜馬が書かれた作品で一番好きな作品です。
女性 20代
作品:『史記』
作家名:北方謙三
好きな理由:もともと世界史が好きで、その世界観がわくわくするため。
女性 20代
夢枕獏さんの「陰陽師」です。自分が一番好きな平安時代(歴史小説の中では扱われることが少ないので)を舞台にしている点、ゆったりとした語り口や繊細な自然描写の豊かな点が好きな理由です。
女性 20代
アンネの日記
(アンネ・フランク)
小説ではありませんが、こちらの日記は幼少期に読み、初めて戦争というものをリアルに感じた思い出の作品です。
女性 20代
『とりかえばや物語』
小学生のとき、夢中で何度も読み返した作品です。男が女として、女が男として生きる様が自分の想像の壁を超えていてとても面白かったです。
また、お互いに好きな人ができて本来の性に戻るまでの過程が簡単に描かれているところも面白かったです。
ただ、やはりこの時代から男尊女卑があったのだなぁと最近読み返せば思う作品でもあります。
女性 20代
竜馬がゆく
司馬遼太郎
行動する強さ、逞しさ、人としてのあり方を問うところが刺さる。
女性 20代
井上靖の風林火山です。大河でやっていてはまったからです。
女性 10代
はなとゆめ
冲方丁
授業で清少納言の短歌を習っていた頃に読みました。丁寧な表現と美しい情景描写が素敵だと思いました。どこか切ない気持ちになれるいい作品です。
男性 20代
・好きな歴史小説:鼠、江戸を疾る
・作家名:赤川次郎
・好きな理由:元々主人公のモデルとなった鼠小僧次郎吉が好きで基本的に読みやすいので好きです。
女性 20代
「坂の上の雲」
司馬遼太郎
国のために、愛する人のために、坂の上の「一朶の雲だけを見据えて」駆けていく男たち。アツいです。
大河ドラマ化もされているので、歴史小説入門にも!
女性 20代
「坂の上の雲」
司馬遼太郎
歴史について学ぶのに良い。
男性 20代
「僕僕先生」
仁木英之
中国を舞台にした歴史ファンタジー小説です。中国のファンタジーだと言葉が難しくて、とっつきにくいものも多いかもしれませんが、この作品はとても読みやすくて、それでいて中華らしい雰囲気が素敵でした。
女性 20代
新撰組血風録
司馬遼太郎
大好きな新撰組にスポットをあて日常などが垣間見れる作品。
女性 20代
好きな作品はのぼうの城、和田竜さんです。あまり得意ではなく、歴史小説は難しくて、どこか抵抗し読んでこなかったんですが、タイトルに惹かれ、この作品だけはサクサク読み進めてしまいました。
歴史は難しく、読みにくいというイメージでしたが、この作品だからこそ楽しめたと印象を持った作品なので、好きな作品として上げさせていただきました。
女性 20代
司馬遼太郎の「坂の上の雲」。高校時代の先生からおすすめされた本で印象に残っています。明治維新を成功させて近代国家として歩みだした日本の描写が日本史の授業を聞くよりも勉強になった記憶が(笑)
男性 20代
戦争と文学コレクションの「軍隊と人間」が好きです。戦争が行われていた当時の、軍隊における複雑な人間関係や食糧問題、人権思想などが描かれています。戦争について、改めて考えさせられる一冊です。
女性 20代
『新選組血風録』
司馬遼太郎
文字通り新選組を題材にした短編小説集です。新選組ファンにはたまらない一冊です。
新選組と言えば土方歳三の生涯を描いた『燃えよ剣』が有名ですが、『新選組血風録』は土方以外の隊士の生活や恋模様も描いているので、マニアにはこちらをおすすめします。
好きな歴史小説「30代回答」
女性 30代
みをつくし料理帖
高田郁
毎回美味しそうな料理にお腹を鳴らしながら読んだ。歴史小説なのに読みやすく、また人情。どれだけこの本に泣かされたのかわかりません。
女性 30代
大名やくざ/風野真知雄
歴史ものが苦手ですがこれは楽しんで読める。
女性 30代
リチャード三世
シェイクスピア
戯曲だが、史実がドラマチックに書かれていておもしろい。
女性 30代
居眠り磐音
佐伯泰英
劇的な展開で用心棒ものの中でも面白い。
女性 30代
『みをつくし料理帖』
髙田郁
料理に真摯に向き合う主人公の姿と負けん気の強さに、思わず応援したくなる物語です。江戸の町の様子ももちろんですが、料理も丁寧に描かれていて、一つ一つの情景が目に浮かぶような作品だと思います。
女性 30代
新撰組血風録
司馬遼太郎
新撰組が短編集で書かれていて読みやすいから好きです。女性 20代 大変申し訳ありませんが、歴史には興味がないため歴史小説は読んだことがありません。
女性 30代
好きな歴史小説は司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」です。初めて読んだ歴史小説でした。小説は好きだが歴史は苦手な私が挑戦する思いで読んだ本でした。
構えていた私でもすんなり内容が頭に入ってきて想像出来ました。引き込まれる内容でそれ以降、歴史小説が好きになりました。
女性 30代
「三国志」
吉川英治
いわずとしれた中国実在の武将をモデルにした小説。武将一人一人の個性に焦点を当てており、オムニバス短編集のような気分で読み進められます。
小説で書くとチープになりがちなアクションシーンも臨場感があります。多くの作家が三国志について書いていますが、吉川英治さんは人物重視でストーリー性があり面白いです。
女性 30代
岡本喜八「マジメとキマジメのあいだ」
戦前、戦中、戦後と映画監督として有名な著者が経験した「戦争経験をまるでコメディの様に考えて毎日を生きる」という皮肉めいた格言をもとに反戦を軸に描いた作品。
歴史小説としては浅いかもしれないが、戦時中に実際に体験した特効訓練や、空爆で同級生を目の前でほぼ失った話には言葉を失う。それでも、毎日をコミカルに生きる事にしていたのだ。
好きな歴史小説「40代回答」
男性 40代
坂の上の雲
司馬遼太郎
秋山兄弟の生き様が伝わってくる作品で、日露戦争の描写は臨場感たっぷり伝わってくるから。
女性 40代
奇貨居くべし
宮城谷昌光
古代中国を描く中で群を抜く存在。一次史料の読み込みでは大学教授をも凌ぐのではと思う。
女性 40代
『銀二貫』
高田郁
高田さんの書かれる小説は読んだ人の心をやさしく強くしてくれると思います。
女性 40代
三国志
吉川英治
歴史が好きで色々たまに読んでいる。
女性 40代
三国志
吉川英治
学生時代に読破しましたが、それぞれの国の武将の考え方やその武将に惚れて忠義を貫いていく家臣たちの様々な生き様がとても面白かったです。
男性 40代
「天動説」
山田正紀
江戸の街に突如として現れた吸血鬼を倒すべく奔走する主人公がとにかく格好良い。
女性 40代
風よ、万里を駆けよ
田中芳樹
美しく強い女性が活躍するのは、爽快。
男性 40代
池波正太郎
日本の時代劇・歴史小説の概念を変えた人です。
好きな歴史小説「50代以上の回答」
女性 50代
司馬遼太郎,龍馬額行く、坂本龍馬の生き様が描かれている。
男性 50代
坂本龍馬
今でも生き方の見本として充分通用すると思う。
男性 60代以上
徳川家康
山岡荘八
やはり、じっくりと読みごたえがあり、大変勉強になります。
女性 50代
天璋院篤姫
宮尾登美子さん
大河ドラマを見て読みたくなって読んだが、認知度の低い人物だったが、大きな功績をなされた人と分かった。
男性 50代
「天平の甍」
井上靖
千年以上も前のことを口語調でわかりやすく伝えてくれる青年群像小説として頭から離れない。
女性 50代
おそろし
宮部みゆき
摩訶不思議な出来事の中の、江戸時代の市井の人達の人情物語が読んでいて癒されます。
男性 60代以上
「竜馬がゆく」 司馬遼太郎 歴史上の人物で一番好きな坂本龍馬。他にも竜馬について書かれた本はあるが「竜馬像」を確定的にした作品。
男性 60代以上
「坂の上の雲」司馬遼太郎
明治を描いた名作。読み応えあり。
男性 60代以上
作品名:赤と黒
作家名:スタンダール
理 由:軍人(赤)と黒(僧侶)が権力を持った時代がよくわかる