世界中には、なんと137万種の動物がいると言われています。
そのうち、日本には2500種以上の動物がいます。
日本を訪れた外国人の方に、ぜひ見てほしい日本らしい動物と、日本人がずっと愛してやまない動物をご紹介します。
1.日本を訪れる外国人におすすめしたい!日本らしい動物4選!
目次
1-1 日本らしい動物~神様の使い!奈良公園の鹿~
奈良公園は、近鉄奈良駅から徒歩すぐのところから始まる総面積502haの都市公園です。
その中には、世界遺産の東大寺や春日大社があります。
奈良公園の鹿は、飼われているのでなく、公園内を自由に歩き回る野生の鹿です。
春日大社の神様の使い=神鹿と呼ばれて、奈良の人にはとても大切にされています。
外国人観光客にも大人気です。
公園内で売っている鹿せんべいを持っていると、「下さい!下さい!」とお辞儀をするので、一度やってみてくださいね。
秋に行われる「角切り」、夏と冬に行われる「鹿寄せ」、初夏の「仔鹿公開」など、鹿にまつわるイベントも楽しいですよ。
1-2 日本らしい動物~温泉に入る姿が人気!スノーモンキー~
長野県のスノーリゾート、志賀高原にある地獄谷野猿公苑では、温泉に入ってくつろぐ野生のニホンザルを見ることができます。
外国人には、「スノーモンキー」と呼ばれて大人気です。
公苑内の温泉にゆったり浸かっている様子を間近で見ることができます。
おすすめのシーズンは、寒い冬!
雪に囲まれた温泉から立ち上る湯けむりとのんびりするお猿さんが絶妙にマッチしています。
1-3 日本らしい動物~北海道冬の風物詩 丹頂鶴(たんちょうづる)~
北海道東部の雪に覆われた真っ白な雪原に、白と黒のコントラストが鮮やかな丹頂鶴の群れが生息しています。
真っ白な雪原の上、晴れ渡った真っ青な空を飛ぶ姿は、見飽きません。
丹頂鶴は、一時は絶滅の危機にありましたが、関係者の努力で今では、1000羽を超えるまでに回復しました。
国の天然記念物です。
丹頂鶴を見に行くベストシーズンは、冬です。
いくつかのサンクチュアリがあり、給餌されていて、何百羽と集まってくる様子は圧巻です。
道東の冬は厳寒ですので、万全の防寒対策をしてお出かけください。
1-4 日本らしい動物~寒風に耐えて立つ寒立馬(かんだちめ)~
青森県下北半島の最東端に尻屋崎があります。
冬の間は、尻屋崎は閉鎖されていますが、アタカ地区で、1~3月の冬の間、馬が放牧されています。
寒い中に立っている馬ということで、寒立馬です。
南部馬の系統で足が短く胴が長くてずんぐりしています。
その馬たちが、吹きすさぶ風と雪の中、体を寄せ合って耐えて、春を待っている姿は、感動で涙が出ます。
寒立馬を見ていると、「私も頑張ろう!」という気持ちになれること間違いなしです。馬に励まされに行ってください。
2.日本人に愛されている動物2選
2-1 日本人に愛されている動物~世界も認めた日本犬の魅力~
日本犬とは、古くから日本に住んでいる犬の総称で、和犬と呼ばれることもあります。
柴犬、秋田犬、北海道犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬の6種だとされています。
フィギュアスケートメダリストのザギトワ選手が、秋田犬に魅せられ、秋田犬のマサルが贈られたことは有名です。
柴犬は、いまや世界中で愛される犬種になっています。
日本では、古くから猟犬や番犬として人間とともに暮らしてきました。
賢く勇敢で、独立心があり、我慢強いです。おっとりと見える表情とのギャップ萌えが人気です。
2-2 日本人に愛されている動物~「不苦労」「福来朗」と喜ばれるフクロウ~
フクロウは、「不苦労」「福来朗」と縁起のいい当て字がされ、年配の女性に大人気です。
さまざまなフクロウグッズが売られています。
日本では、猫と自由に遊べる猫カフェが人気ですが、同じように「フクロウカフェ」もあちこちにできて、大人気です。
大きな顔と哲学者を思わせる表情のフクロウを間近に見ることができ、肩に止まらせたり、触れ合うことができます。
まとめ
日本にいるいろいろな動物の中でも特に、日本を訪れた外国人に見てほしい動物をご紹介しました。
もちろん、日本人が見ても大感動間違いなし!
一生懸命生きている動物たちから、感動や癒しをいただきましょう!