マーケット(市場)はカンボジア人の生活に不可欠な場所で、ほぼ毎日の足を運びその日の食料や日用品を買い求める場所です。
カンボジアの首都プノンペンには大小さまざまなマーケットが点在しています。カンボジアを訪れた際にはマーケット観光を楽しむのも醍醐味!
カンボジアの主要マーケットを紹介します。
足を運びたいカンボジアの主要マーケット5カ所
①セントラルマーケット
1937年に設立され、歴史がある大きなセントラルマーケットです。
伝統的なこのマーケットはアールデコ様式の建築物の内部と目の前に露店が広がっていてカンボジアの歴史を感じることができる場所です。
露店では、宝石、装飾品から家庭用品、食料品、お土産、手工芸品まで、ありとあらゆるものが売られています。
多くの外国人観光客で賑わっていて、カンボジアに来たら訪れたい場所の一つです。露店での値段交渉はお忘れなく。
②ロシアンマーケット
ロシアンマーケットはプノンペンのトゥールトンポン(Toul Tom Pong)エリアにあるマーケットで、地元の人たちからは、「トゥールトンポンマーケット」という名前で知られています。
多くの外国人観光客でにぎわう人気スポットで、ロシアマーケットでは手工芸品や手作りの商品がたくさん売られています。
木彫り人形、絹、楽器、仏像などはお土産には最適なものです。
地元の人向けに洋服、アクセサリー、海賊版CD・DVD、果物、野菜、家庭用品、日曜大工用品なども売られていてさまざまな角度から楽しめるマーケットです。
③プノンペンナイトマーケット
若いカンボジア人や観光客から人気があるマーケットです。
マーケットの屋台では、伝統的な衣服、アクセサリー、カンボジアのローカルフードが売られていて、中心のステージでは、ミュージシャン、ダンサーたちがライブパフォーマンスを開催しています。
川沿いにあるプノンペンナイトマーケットは夕暮れになると心地よい気候になり、週末は多くの人たちがお酒を飲みながら楽しんでいる場所です。
日本人が運営している屋台も多く、日本人に対して優しい場所です。
④プサーチャーオールドマーケット
プサーチャーオールドマーケットでは観光客向けのお土産はありませんが、
トロピカルフルーツ、新鮮な野菜、フックに吊るされている干し肉、鍋に入れられた魚、捌きたての鶏肉、などカンボジア料理に必要な生鮮食品や調味料が売られています。
「パブ ストリート」にも近く、観光のついでに立ち寄りやすいマーケットなので、日常生活を味わいたいならプサーチャーオールドマーケットに向かいましょう。
⑤オルセーマーケット
3つのフロアにまたがるオルセーマーケットは、洋服、生鮮食品、家庭用品、電化製品、バイクの部品など日常的に必要なものが売られているマーケットです。
ここに来れば大半の物は揃うため、地元の人たちで常に混雑しています。マーケット前には無数のバイクや自転車が駐車されていてその光景に圧倒されるでしょう。
日本で言うところの何でも揃うドンキホーテのような場所です。
まとめ
カンボジアでは電気代が高く、冷蔵庫や電子レンジが全ての家庭にあるわけではありません。
そのため国民は毎日のようにマーケットに足を運びます。
マーケットはカンボジア人のリアルな日常を体験できる場所なので、観光ついでに行ってみてください。