直行便でも13時間近く離れているニューヨークですが、日本から年間30万人近い観光客が訪れています。
エキサイティングなニューヨークに滞在するにはどのくらいの費用がかかるのか調べてみました。
目次
1.ニューヨークの旅行費用はどのくらい?相場や内訳を紹介
※2022年から2023年にかけて、物価がすごい勢いで上がっている状況です。
ニューヨークへの旅行は5日ないし6日という場合が多く、時差の関係で機中泊が1泊入ります。旅行大手2社の3泊5日のツアー料金を調べてみました。
下記は、2020年に調べた結果になります。
A社のニューヨーク旅行費用「3泊5日のツアー料金」
1~3月の設定で、安いものは129,900円から194,900円(出発日によって価格が違う)というものがあります。
これは成田発の直行便を利用し、現地では送迎なし、3つ星ホテル宿泊、滞在中フリープランというものです。
一方価格の高い物は542,900円から727,900円の値段設定で、羽田発直行便のビジネスクラス利用、送迎つき、高級ホテルのデラックスルーム滞在、半日現地アドバイザーと観光付きという内容です。
B社のニューヨーク旅行費用「3泊5日のツアー料金」
B社の設定は1月から7月で、価格が高くなるGWを含んでいるため、料金の幅が大きくなっています。
安いものは89,800円から361,000円と、時期によっては10万円を切るツアーがあります。
各旅行会社の旅行費用まとめ
条件としてはWEB限定、フライトは羽田発乗継便で夜到着、3つ星ホテル滞在などです。
反対に高いものは318,000円から851,000円で、成田発直行便利用、セントラルパークの見える5つ星ホテル滞在ですが、送迎はついておらず、希望なら片道1人8,000円が必要になります。
2.ニューヨーク旅行のツアー費用が安い時期とは
ニューヨークへのツアー料金が1番安いのは1月から2月にかけてですが、ニューヨークの気温はかなり低くなります。
また、4月はじめ、GW後の5月中旬から6月、11月も比較的安い時期です。
高いのは年末年始とGW、夏休みの期間中で、春休みの3月後半もかなり高めになっています。
ニューヨークの安い時期に関する費用まとめ
ニューヨークへのツアーは非常に多くの種類があり、料金はさまざまな条件の違いによって細かく分かれます。
また、消費税や空港使用料、燃料サーチャージなどが含まれているのか否かでも大きく価格が変わってきますので、よく条件をチェックすることが必要です。
3.個人旅行でニョーヨークにいく場合の費用
個人のニューヨーク旅行費用①「ESTA」
アメリカに入国するにはESTAという認証が必要です。
1度取得すれば2年間有効ですが、新たに撮る場合は14ドルの費用がかかります。
個人のニューヨーク旅行費用②「航空券」
直行便の場合は7万円~20万円前後の価格になりますが、10万円以下なら安いといえるでしょう。9万円から15万円くらいのものが多いようです。
サンフランシスコやロサンゼルスなどでの経由便は6万台のものがでることもあります。
個人のニューヨーク旅行費用③「宿泊」
ニューヨークのホテルは、安宿から高級ホテルまであり、ユースホステルなどは1泊30ドルくらいで宿泊できます。
一般的なホテルは200~300ドルですが、これは1部屋の値段なので2人で泊まれば1人当たりは半分になります。
ニューヨークの宿泊費は時期によっても異なりますし、イベントなどがあれば相場も高騰します。日本と比べると価格の割にクオリティは低めのようです。
4.ニューヨークの現地でかかる費用の内訳
ニューヨークの旅行費用、内訳①「交通費」
物価の高いニューヨークですが、交通費はわりとリーズナブルです。
観光でよく利用する地下鉄はどこまで乗っても料金均一で2.5ドルです。頻繁に利用するなら7日間有効で31ドルのパスもあります。
タクシーは初乗り3ドル、1マイルごとに加算されて行きます。チップも考えると日本とだいたい同じくらいの料金感覚です。
ニューヨークの旅行費用、内訳②「食事」
食事代は店のレベルによって異なりますが、総じて日本よりも高額です。安く済ませたい場合はベンダー(屋台)が良いでしょう。10ドル以下でさまざまなメニューを楽しめます。
中級レストランなら30ドル、高級レストランなら60ドル以上と思っておくと良いでしょう。また、忘れてはならないのがチップです。食事の料金の10%ほどを目安に考えましょう。
ニューヨークはスーパーなどのデリが充実しているので、それを買ってきてホテルの部屋などで食べるのも費用が節約できておすすめです。
ニューヨークの旅行費用、内訳③「観光」
自由の女神を観るのに、リバディー島への船18ドル、像の中に入るにはさらに料金がかかる上に事前予約が必要です。
ミュージカル鑑賞(ブロードウェイも含む)は座席や演目により異なりますが、大体100ドル前後、大リーグ観戦は10ドル程度の席から200ドル以上の席まであります。
メトロポリタン美術館は25ドルですが、チケットは3日間有効です。また、摩天楼の展望台は30ドルほどの料金がかかります。
数か所をお得な料金で回れる「ニューヨーク・シティパス」を利用している人も多くいます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ニューヨークはアメリカで1番物価が高い都市です。東京と比べても1.5倍近いと感じる人が多いようです。
それなりの予算が必要ですが、やはり1度は訪れたい世界一の大都市です。