好きなホラー小説を教えてください!というアンケートを行いました。
さまざまな意見をお答えいただきましたので、ぜひ参考にしてください。
【厳選】好きなホラー小説と作品名、作家を1つ教えてください
好きなホラー小説(10代〜20代)
女性 20代
作品:『夏と花火と私の死体』
作家名:乙一
好きな理由:暑い真夏の情景描写と、ぞっとするような子供の行動のコントラストが魅力的なため。
女性 20代
小野不由美さんの「残穢」です。はっきりとした恐怖の対象が無く、逆に現実でも成立しうる恐怖がじわじわと染み入るような感覚を、初めて感じた作品だった点が理由です。
女性 20代
スイート・マイホーム
神津凛子
家を建てたある一家に迫る髪の長い女の幽霊。しかしその幽霊の正体は頭がおかしくなった住宅メーカーの社員で、一家の担当を受け持っていた女でした。
ラストは精神的に追い詰められた妻が幼い我が子を手にかけるシーンにゾッとしました。ここまでゾッとさせられるとは思いませんでした。
男性 20代
・好きなホラー系小説:悪の教典
・作家名:貴志祐介
・好きな理由:これまで読んできたホラー系小説の中では群を抜いて面白くサイコパスな主人公の行動にストレス発散出来るからです。
女性 20代
「東京奇譚集」村上春樹
自分も実は経験したことがあるけど忘れているのでは…というような。静かに忍び寄るような怖さが癖になります。
女性 20代
「ぼぎわんが、来る」
澤村伊智
ミステリー要素がありつつ後味の悪いホラーで面白い。
男性 20代
「玩具修理者」
小林 泰三
常識を浸食してくるような、じわりじわりと嫌な感覚が迫ってくるホラーです。
女性 20代
夏と花火と私の死体
乙一
小学生の頃初めて自分のお小遣いで購入、小学生でも読みやすいドキドキ感が好き。
女性 20代
死にぞこないの青
乙一
空虚を見ているけどしっかり現実身を持った怖さ、今の人たちに響きやすい。
男性 20代
『天使の囀り』
貴志祐介
まさにタイトル詐欺。タイトルとパッケージは美しいのに対して、中身はとんでもなく悪趣味。ありがちなホラー演出に頼ることなく、ずっと悪夢にうなされるような描写が続く。
貴志作品らしくラノベチックな要素も垣間見えるが、この小説を読んでそこが気になる人は少ないだろう。それほどこの物語の持つ醜悪さは他の追随を許さない。
女性 20代
『殺人鬼』
綾辻行人
グロテスクな描写も多いが、13日の金曜日のような設定で進んでいくため読みやすい。またしっかりオチもついているので退屈しない。
男性 20代
吸血鬼ドラキュラ
ブラム・ストーカー
ホラーは苦手なのですが元ネタを知ってから読み何度も読んでしまう作品です。
女性 20代
スティーヴン・キングのシャイニングです。映画で見てから小説も読みましたが本の中から不気味な音楽が聞こえてくるくらい怖い小説です。
女性 10代
王様ゲーム
金沢伸明
完全に非日常的な世界ではなく、ごく普通の当たり前の日常の中でデスゲームに巻き込まれていく登場人物達の様子が克明に描かれていて読み応えのある作品でした。
シリーズ化もされていて、読み進めるごとに王様ゲームの謎が解けていくのが読んでいてドキドキしました。
女性 20代
好きな作品は、エフコース、山田悠介さんです。
怖すぎるやつは読めないのですが、たくさんホラー小説があり、あそこの席、リアル鬼ごっこ、レンタルチルドレン、Aコースなどたくさん読みましたがどれも怖くて、映像化され現実に見えてしまい眠れなくなるほどの怖さでした。
その中でも、エフコースはまだ怖さが緩いため、ちょい怖くらいで楽しめたので、好きな作品です。
男性 20代
ゲームにもなっています、保坂歩さんの「夜廻」が好きです。
姉を探して夜の学校や商店街を歩く、少女の孤独な冒険が描かれています。情景の怖さはもちろん、少女の子供らしい恐怖心も丁寧に書かれています。
女性 20代
『リアル鬼ごっこ』
山田悠介
山田悠介のデビュー作です。大人になった今読み返せば拙い言い回しが引っ掛かりますが、子ども(小学校高学年以上)は読みやすい本かもしれません。
全国の佐藤さんを捕まえて殺していくという命令を国王が命じるという設定です。主人公の佐藤翼はターゲットにされてしまい、妹の佐藤愛と共に逃亡を図ります。
翼は逃げ切れるのか、気になって一気に読み進めてしまいます。
女性 20代
「火のないところに煙は」
芦沢央
もともとこの方のミステリー作品が好きで手に取ったのですが、リアルで実際に追い詰められていくようなぞわぞわ感があってホラーとして傑作だったと思います。
女性 20代
Missing(甲田学人・作)
ライトノベル黎明期の作品です。怪異・魔術について見事に完成された設定で描かれており、ストーリーとしても人間の根底にある恐怖を引き摺り出されるような話が連ねられています。
魔術が出るからファンタジックでふわふわしたなのかと思いきや全くそんなことはなく、大変読み応えのある、重く、深い作品です。
女性 20代
綾辻行人『Another』
これは中学生の時に図書館で見かけて、その後何回も借りて読み返した作品です。
最初は表紙の絵が素敵で手に取ったのですが、中学生という自分と同年代の男女が呪いの元を辿っていく過程にわくわくしながら読みました。
怖い部分はあるけれど、先を知りたいとページをめくるドキドキ感はあまり経験できないものだと思います。
女性 20代
「青鬼」
黒田研二
好きな実況者がプレイしていたので小説版と聞いて読んでみました。青鬼が怖すぎて夜眠れないです。
好きなホラー小説(30代)
女性 30代
黒い家/貴志祐介
ホラーが苦手なんだけど、なぜかこの作品はどんどん次を読みたくなってあっという間に読破した作品だから。
女性 30代
暗黒童話
乙一
読みやすい文体だから、尖っている内容が多いから。
学生時代周りに好きな人が多く、よく読んだから。
女性 30代
『Another』
綾辻行人
ミステリー要素もあり、謎とスリルが同時に迫ってくる感じがして面白いです。「呪い」や残虐さも、主人公のポジティブさと追及心に救われて、ホラーが苦手な私でも読み進めていけました。
女性 30代
記憶屋
織守きょうや
ホラー文庫出版だが、ホラー作品が苦手な自分でも読み切れる内容でありがたかった。意外性もあり、先が気になり読み進めれた。
女性 30代
「芋虫」
江戸川乱歩
戦争で四体を失った夫と、そんな彼を虐げ遂には見えていた瞳まで潰してしまう歪んだ究極の恋愛映画かもしれないが、実際に考えれば狂気以外の何者でもないのでこちらで。
閉鎖された空間での二人の会話と、やりすぎてしまった妻に「ユルス」と描いて自ら井戸へ身を投げてしまった夫のある意味安心というか絶望を考えると、あんまりなんだか深く考えたくない作品です。
女性 30代
ぼっけぇ、きょうてぇ
岩井志麻子
ぞくっとする感じが好きです。短編集で、飽きずに読めます。
女性 30代
ぽぎわんが来る
澤村伊智
怪異が迫ってくる過程が妙にリアルで引き込まれる。
女性 30代
好きなホラー小説は小野不由美さんの「残穢」です。マンションで起きる怪奇現象のお話し。気味が悪い、気持ち悪い、けどどうなるのか、結末はどうなのか気になって読んでしまう、引き込まれる作品でした。
女性 30代
「リカ」
五十嵐貴久
現代自分の近くでも起きそうな、ふと背筋が寒くなる話です。
ストーカーの女性につけ狙われ、職場や家族にもその気配が及び、じわじわと追い詰められていく…そして最後は生き達磨にされてしまう男性。これはホラーです。しばらく1人で夜道は歩けません。
好きなホラー小説(40代)
女性 40代
『黒い家』
貴志祐介
とにかく怖い。もう十年以上前に読んだ本ですが、強烈に印象に残っている本です。
女性 40代
パラサイト イブ
瀬名秀明
ホラー系も好きで主人公の妻の細胞が恐るべき変化をするとこなど気持ち悪いけど読んでしまいます。
男性 40代
「胸像たちの晩餐」
ガストン・ルルー
ある船乗りの独白から始まる恐怖と戦慄の世界に魅了された。
女性 40代
悪の教典
貴志祐介
途中まですごい良い人間である主人公のぶっ壊れ方が半端ない作品で、また最後の最後での匂わせ感も堪らなく怖かったです。
女性 40代
夏の魔術
田中芳樹
ホラーは苦手ジャンルなのに、先が気になって読み進めてしまう。
女性 40代
百鬼夜行 陰
京極夏彦
これまでの作品中の登場人物たちが別アングルから描かれる短編集。怖すぎて未だに再読できない。
男性 40代
シャイニング
スティーブン・キング
ジャックニコルソン主演の映画と合わせて読むとさらに恐怖が映像化されてより面白くなるから。
好きなホラー小説(50代以上)
女性 50代
岩井志麻子,ぼっけい,きょうてい,山陰地方濃厚おどろおどろした描写にもゾッとした。
男性 50代
家畜人ヤプー
沼正三
とにかく衝撃的
本当に日本はこのためにあるんじゃないかと思ってしまいます。
男性 60代以上
らせん
鈴木光司
リングシリーズの中では一番読み応えあり。腹の中に暗号ありって設定がすごい。
女性 50代
リアル鬼ごっこ
山田悠介さん
「佐藤」さんを排除するという単純な話だったが、ぞくぞくと恐怖感が味わえた。
男性 50代
「八つ墓村」
横溝正史
人間の業こそ恐怖であることを説得力をもって描き切っている。
女性 50代
ホラーも好きではありませんが、「累」に注目していました。原作は漫画でしたね。
男性 60代以上
作品名:社インニング
作家名:スティーヴン・キング
理 由:狂人に追われる差し迫る恐怖!
女性 50代
残え
小野不由美
結構身近にある事故物件に係る物語であるので、とてもリアルに感じでしまう。
男性 60代以上
「キャリー」
スティーヴン・キング 映画を見てから小説をよんだが、周りの人からいじめられ、堪忍袋の緒が切れてのある種スカッとしたいと思います。
男性 60代以上
「濱地健三郎の幽たる事件簿」
有栖川有栖
本来本格推理小説の作家だが、霊的な事件を扱った珍しい作品。