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見た目も味も楽しめる!ブルネイ旅行で食べたいおすすめ料理5選

ブルネイではユニークで魅力的な料理が食されています。

国内最大の市場「キアンゲオープンマケート」や有名な夜市「グッドナイトマーケット」、市街地にあるレストランなどで食べることが出来ます。

せっかくブルネイを旅行しているのに「何を食べたらよいのか?」と迷う人は多いはず。

今回の記事では伝統的なマレー料理の影響を受け、独自の変化を遂げたブルネイ料理を紹介します。

ブルネイ旅行で食べたいおすすめ料理5選を紹介

おすすめブルネイ料理①「バンブーチキン」

バンブーチキンはボルネオ地方のイバン族の間で伝統的に食されていた料理です。

調理道具の竹筒は、長さ50㎝で中が空洞になっていて精密にくりぬかれています。

そして中にマリネにされた細切れのチキン、タマネギ、スパイス、ハーブなど入れ、笹の葉で蓋をします。

次に、竹筒を火の上に吊るし、低温でじっくりと調理します。

竹筒から取り出したジューシーでスパイシーなチキンをご飯と一緒に食べます。

この調理法は長い間イバン族の間で秘密とされていました。

おすすめブルネイ料理②「プロットパンガン」

プロットパンガンは日本語訳で「焼きもち米」。ちまきの様な料理です。

もち米と乾燥した小エビ、ココナッツ、調合した香辛料を混ぜ合わせます。

混ぜ合わせたものをパンダンリーフでつつみ、蒸しあげれば完成です。

一口食べるとココナッツ甘みとエビの風味が口に広がり、やみつきになります。

使用されるパンダンリーフは「皮膚病」「消化不良」「腹痛」「発熱」「不妊症」などにも効くといわれていて、現地では欠かせない健康食品です。

おすすめブルネイ料理③「ガーリックハニーピザ」

「ピザがアジア料理!?」と思いますが、はちみつとニンニクを組み合わせたピザはブルネイが起源とも言われています。

一番初めに販売したのはブルネイにあるピザ・ハット。

濃厚チーズのしょっぱさ、ニンニクの香ばしさ、ハチミツの甘い風味の愛称は抜群です。

このガーリックハニーピザはブルネイ国民のこころを掴み、今はピザ・ハット以外のレストランでも気軽に食べることが出来ます。

おすすめブルネイ料理④「ナシレマッ」

ナシレマッは、東南アジアの料理では最もポピュラーなマレー料理のひとつです。

ココナッツミルクで炊いたご飯とピリ辛なサンバルソース、小エビ、ピーナッツ、ゆで卵とで食べる料理です。

ココナッツミルクで炊き上げたご飯はパラパラに炊きあがり、冷えても美味しく食べることができます。

ココナッツミルクで炊いたご飯と、サンバルソースとの相性は抜群!

アンチョビーやフライドチキンなどを添えて、ブルネイならではのパンダンリーフに乗せて食べます。

夜市で味わうナレシマッは格別です。

おすすめブルネイ料理⑤「アンブヤット」

ブルネイの伝統料理アンブヤットは、現地に行ったら絶対に食べたい料理です。一見、糊のように見える。アンブヤットは味のないサゴで、通常カカーと呼ばれるソースにつけて食べる。

粘り気のある白い物は、サゴヤシの樹幹から取れる食用のデンプン「サゴ」で、タピオカのデンプンに似ています。

アンブヤットの食べ方は多種多様です。

イカンゴレン(魚のフライ)、パキ(野菜)、ハティブヤー(牛の肺)、ビーフレンダン(じっくり煮込んだビーフシチュー)など、他のメイン料理と一緒に食べるのが一般的です。

チリソースに付けてスパイシーにしたり、マンゴー・ドリアンなどのフルーツソースに付けて甘くしたりなど様々な味を楽しめます。

食べ方はキャンダスと呼ばれる、上がくっついた箸のような竹棒でアンブヤットを巻きつけ、ソースをつけます。

お餅に似ていて、日本人にとっては馴染みのある食感です。

まだまだある!ブルネイらしいおすすめ食べ物

ハティ ブヤ

ハティ ブヤは、マリネして炒めることが多いようです。この牛の肺は歯ごたえがあり、旨味もたっぷりなので、アンブヤットとともに供されることが多いです。

また、じっくりと煮込んだスープを飲むソトでは、肉のトッピングとして提供されます。

ミー・クニン(黄色い麺)、ミー・フン(春雨)、カーウィン(ミー・クニンとミー・フンの両方)、お好みの麺が付き、ハティ・ブヤーと一緒にネギと卵がトッピングされているのが一般的です。

ナシ・カトック

ナシ・カトックを直訳すると、ライス・ノックとなり、ちょっと首をかしげます。この名前の由来は、ご飯が欲しい人が売り子のドアをノックすることからきているそうです。

通常、この料理には、ご飯、鶏の唐揚げ、そしてサンバル(ディップ)がついてきますが、普通のと辛いのがあります。この料理の一番の魅力は、1.50ドン、または屋台によっては1ドンで食べられます。

サテー

市場の屋台でよく見かけるストリートフードのひとつで、鉄板で焼いたサテです。肉の焼ける香ばしい香りが漂ってくるので、この辺りではよく見かけます。

基本的にサテは棒に刺さった肉です。鶏肉、ラム肉、牛肉、時にはウサギなど、さまざまな種類の肉をお好みで食べましょう。でも一番重要なのは、定番のピーナッツソースをつけるのを忘れないことです。

編集部注:サテは東南アジア全域で人気のある食べ物で、串刺し肉のグリルの人気と汎用性の高さを証明しています。

まとめ

世界有数の観光国ブルネイのおすすめ料理を紹介しました。ブルネイの食べ物や料理の特徴は以下の通りです。

  1. 多様な影響: ブルネイ料理は、マレー、中国、インドの料理文化の影響を受けています。このため、スパイスの使用が多く、様々な味わいが楽しめます。
  2. 海産物の豊富さ: ブルネイは海に面しているため、魚介類を豊富に使用します。新鮮な魚、エビ、貝などが一般的な食材として用いられます。
  3. 肉料理: 鶏肉、牛肉、羊肉はよく使用されますが、イスラム教の国なので豚肉は食されません。また、肉料理にはハラールの基準が適用されます。
  4. ご飯と麺: ご飯は日常的な主食であり、ナシレマック(ココナッツミルクで炊いたご飯に様々なトッピングをした料理)やナシカタウ(牛肉のカレーと一緒に供されるご飯)などが人気です。また、多様な麺料理もあります。
  5. スパイスとハーブ: クミン、コリアンダー、レモングラスなどのスパイスやハーブが豊富に使用され、香り高い料理が多いです。
  6. 甘いスナックとデザート: カダイ、バナナの葉で包んだケーキ、甘いプディングなど、様々なスナックやデザートが楽しめます。
  7. 飲み物: テー・ターリック(ミルクティー)、コーヒー、フルーツジュースなどが人気です。

ブルネイ料理は、伝統的なレシピと外国からの影響が融合し、独特の味わいと多様性を持っています。それぞれの料理には、ブルネイの文化的背景や歴史が反映されており、食べることでその文化に触れることができます。

親日的で、近年は日本からの観光客も増えています。

ブルネイに行く機会がありましたら、この記事を参考にして、現地の料理を堪能してみてください。

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