盆栽とは?世界を魅了する盆栽の素晴らしさを徹底解説

盆栽とは何かを知っていますでしょうか。路地裏のお年寄りのお家の前などに、松やサツキの盆栽がいっぱい並んでいるのを見たことないでしょうか。

盆栽は、アニメや漫画と並ぶ「クールジャパン」を象徴するBONSAIとして、世界中にファンがいるんです。

今回の記事では、日本の伝統・文化である盆栽の魅力を熱く語ります。

1.世界中にファン多数「盆栽」とは何か?

盆栽とは、鉢に植物(木や草、苔など)を植え、植物の枝ぶり、葉姿、幹の肌、根、鉢、あるいはその姿全体を鑑賞する、日本の伝統的な園芸であり、芸術です。

盆栽は、芽を摘み、枝を剪定し、ワイヤーをかけ、肥料を控えめにするなどの方法で、健全な成長を制限し、方向転換させるものです。

盆栽の高さは4フィート(約1メートル)以下が一般的で、遺伝的に矮小化された植物ではありません。しかし、葉が小さい植物であれば、盆栽をデザインしやすくなります。

庭や公園の雑木林、苗木や野生の風景など、基本的にどんなものでも素材になります。適切な成長期または休眠期に、適切な許可を得て慎重に採取すれば構成が始まります。

盆栽は、小さな鉢の中に、自然の風景を模して作ります。植物そのものの美しさはもとより、植物をどのように見せるかを大切にします。

たとえば、小さな鉢の中に、野外で見られる大木の姿を再現します。自然の中の大木のように見せるため、枝を針金で固定したり、曲げたり、根を石の上を這わせたりします。

つまり、盆栽とは、鉢と植物を用いて、自然そのものを凝縮、再現したものと言えます。

2.日本人に愛されてきた盆栽の歴史について

盆栽は、中国の唐の時代の「盆景」がルーツだとされています。それが平安時代に日本に伝わりました。その後、江戸時代に盛んになりました。

なので、盆栽の起源は中国帝国にあります。西暦700年頃までに、中国人は特殊な技術を使って矮小な樹木を容器に植える「剪定(せんてい)」という芸術を始めました。

元々、洒落斎はエリート層だけが行っていたもので、自生していたものを採集し、豪華な贈答品として中国全土に広まっていったのですが、鎌倉時代に日本が中国の文化的商標を多く取り入れた時代に、容器で木を育てる技術が日本に伝わりました。

禅宗の影響と、中国大陸の4%という国土の広さから、盆栽は一定の発展を遂げます。

盆栽は、水やりなどの地道な世話、数年をかけた育成など時間的余裕がないとできない趣味なので、隠居さんなどお年寄りの趣味になっていきました。戦後しばらくも、年寄り臭い趣味というイメージがありました。

ところが、1970年頃より世界に紹介され始め、1990年頃以降、世界中から人気を集めるようになりました。

3.盆栽と鉢植えの違いは?

盆栽と鉢植えの違いって何でしょうか。

鉢植えとは、鉢に植物を植え、自然のまま大きく育て、その姿を鑑賞します。成長を助けることはしても、見せ方を考えて矯正することはありません。

一方、盆栽は、自然のままに成長させるのではなく、人間の意図をもって植物を育てます。ありのままの植物ではなく、どのようにその植物を見せるかが重大です。

盆栽の究極の目標は、自然をリアルに表現することです。盆栽が小さくなればなるほど(たとえ数センチでも)、自然をより精密に再現するのとは対照的に、抽象的な表現になっていきます。

盆栽にはいくつかの分類があり、正確な大きさの分類には異論もあるが、盆栽の美的・植物的な側面を理解するのに役立っている。この分類はもともと、実際の木を持ち上げるのに必要な人数を基準にしています。

大きさの分類は、サイズが大きくなるにつれて

ケシツボ:1~3インチ(3~8cm)

シトー:2~4インチ(5~10cm)

マメ:2〜6インチ(5〜15cm)

コモノ:6~10インチ(15~25cm)

カタデモチ:10~18インチ(25~46cm)

中物:16~36インチ(41~91cm)

おもの・だい:30~48インチ(76~122cm)

ハチウエ 40~60インチ(102~152cm)

4.見る人を惹きつける!盆栽の魅力とは?

盆栽には、松や杜松などの松柏類、ウメモドキ、花梨、ヒメリンゴなどの実物(みもの)、梅、サツキ、ボケなどの花物、楓、欅、竹などの葉物があります。

盆栽とは、字のごとく、盆(鉢)、栽(樹)のことで、両方を別々のものとして見るのではなく一体のものとして鑑賞します。

そして、植物の根張り、立ち上がり、枝打ち、葉、鉢を鑑賞します。

盆栽は、小さな鉢の中に、大きな自然を感じ取るものです。鉢の中に、広大な自然を映し、再現します。

自然でありながら、自然のように見せるために、人の手を加える、その絶妙さが盆栽の魅力と言えるでしょう。

自然の美しさ、それを征服するのではなく、それをなぞらえる、まさに日本人の自然観そのものが、盆栽の醍醐味だと言えるでしょう。

5.世界を魅了する盆栽。

今や、世界中が注目している盆栽ですので、外国でも、BONSAIで通じます。なんと、イタリアには、盆栽の専門学校さえあります。本場の日本にさえないのにです。

盆栽は、日本から世界に輸出されていますが、その輸出額の上昇ぶりには驚きます。2001年には、6.4億円だったのが、2011年には67億円になっていることからも、その人気の沸騰ぶりがわかると思います。

世界の人が気付いた盆栽の魅力を、日本人の私たちが知らないというのは、ちょっと恥ずかしいです。ぜひ、これを機会に、盆栽の魅力に注目してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。盆栽の基本的なこと、歴史など、盆栽ビギナーさんにもわかる盆栽のABCをまとめました。

ぜひ、これらの情報を足掛かりに、盆栽の世界に踏み込んでみてください。盆栽の奥深さに驚かれることでしょう。